新型コロナ対策のかじ取りは誰に…岐阜県知事選1月24日投開票 半世紀ぶりの保守分裂選挙に

2020年12月25日 19:04
 新型コロナ対策を始めとする県政のかじ取りを誰に託すのか…2021年1月に岐阜県知事選挙が行われます(7日告示・24日投開票)。55年ぶりの「保守分裂」の行方も注目される選挙の構図をまとめました。
 1600年に天下分け目の「関ケ原の戦い」が行われた岐阜県。北には世界遺産・白川郷や飛騨高山、南には長良川の鵜飼など観光名所にも恵まれた「日本の真ん中」。

 その岐阜の政界が揺れている。1月24日投開票の知事選には4人が立候補を表明(12月25日現在)。

 さらに自民党が現職と新人の支持で割れ、「保守分裂選挙」となる見込みだ。
 
「なんとしても県民の命を守る。途中でこの職を離れるわけにはいかない」(古田肇氏 無所属・現職)

 現職の古田肇知事。4期16年の実績を誇り、今回5期目の出馬を決めた。当選すれば岐阜県政史上過去最長の長期政権となる。  

「(県民は)コロナで不安な気持ち。この空気を選挙戦で変えていく」(江崎禎英氏 無所属・新人)

 新人の江崎禎英氏。古田知事と同じ旧通産省出身の元中央官僚で、商工労働部長として岐阜県に出向していたこともある。

「我々は反対です。現職には」(猫田孝県議)

 江崎氏を支持するのは在任47年の大ベテラン猫田孝県議ら自民党県議団の約半数。古田知事の多選を批判して江崎氏を担ぎ出した。

「(ベテラン県議らの)“古田降ろし”から端を発した。自由民主党の昭和の長老支配政治」(野田聖子衆院議員)

 古田知事を支持するのは、野田聖子県連会長をはじめ県内の自民党国会議員のほとんど。新型コロナウイルス対策などの手腕を評価している。

 国政・県政ともに代々、自民党が強く「保守王国」と言われる岐阜県の知事選挙で自民党が割れるのは1966年以来の事。実に半世紀ぶりだ

 
「女性たちの声はどこへ届けばいいのか。その受け皿になっていきたい」(稲垣豊子氏 無所属・新人)

 新人で共産党が推薦する稲垣豊子氏。38年にわたり小中学校の教師として勤務し、現在は新日本婦人の会県本部会長だ。

「幅広い課題に正面から向き合い、県民目線で政策を進めていきたい」(新田雄司氏 無所属・新人)

 新人で元岐阜県職員の新田雄司氏。現場で働いた経験をもとに、住みよい岐阜をつくりたいという。

 新型コロナの猛威が続く中、160万人あまりの有権者は誰に県政のかじ取りを託すのか。かつて、この地を治めた織田信長が、名付けたという「岐阜」の知事は誰になるのか。

 Youtubeメ~テレニュース公式チャンネルでは、1月24日の午後7時50分から開票特別番組を配信します。
 

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