放置自転車の撤去どこに出動?「遠隔判断」で効率的に 全国ワーストの名古屋市が実証実験

2020年12月8日 13:50
 放置自転車の台数が“全国ワースト”の愛知県名古屋市。8日から最新の技術を使って放置自転車を撤去する実証実験を始めました。早く、そして効率よく撤去できる新しいシステムとはどんなものでしょうか。
 通行の妨げになったり、景観を損ねたりする放置自転車。

 国土交通省が2019年に行った駅周辺の放置自転車の台数の調査で、名古屋市が6631台となりました。

 全国の市区町村別では、前回の調査に続き2回連続のワーストです。
 

専用端末とパソコンで撤去作業

放置自転車、全国ワースト返上へ 名古屋市の新たな取り組み
 8日から始まった名古屋市の実証実験では、専用端末とパソコンを使って放置自転車の撤去を効率的に行います。

【詳しくは動画で】

 放置自転車を撤去するには、市の職員の判断が必要となります。

 そのためには、職員は現場に出向かなければなりません。
 

放置自転車の写真を撮影する委託先の事業者

 今回の実証実験では、委託した事業者に放置自転車の写真を撮ってもらい、その写真をもとに、市の職員が遠隔で撤去の判断を行います。

 どの放置自転車がどこにあるのかをデータとして残すことができるため、今後の放置自転車対策にも役立てることができます。
 

放置自転車の撤去作業

現場確認への移動時間は少なく、対応力はアップ
 新栄町駅と金山駅周辺で行われた8日の撤去作業では、約2時間で44台の放置自転車が撤去されました。

「遠隔で状況が確認できることで、1人の職員が同じ時間にたくさんの現場の確認ができたり、現場に行く必要がない移動時間のロスも防げる」(名古屋市 自転車利用課 高尾知基さん)

 今回の撤去作業の結果を踏まえ、2021年1月中旬に再度実験を行い、導入を検討するということです。

「今回試した技術が使えるようになれば、1人の職員が対応できる部分がかなり増えてくると考えられるので、同じ時間同じマンパワーでよりたくさんの対応ができますので、放置自転車も減っていくのではと考えています」(名古屋市 自転車利用課 高尾知基さん)

(12月8日 15:40~放送『アップ!』より)
 

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