コロナ禍で「宅配サービス」が人気 住民たちの憩いの場にも一役

2020年12月3日 15:22
 暮らしに欠かせないスーパーでの買い物。感染対策を考えて少し変えたという方も多いかもしれません。宅配に「移動式」。今年ならではの買い物事情を取材しました。

「コープあいち」の宅配サービス

「宅配サービス」がコロナ禍で利用者が増加
 今年、新型コロナで注目を集めているのが、家まで食材などを届けてくれる宅配サービス!

 10年前から県内で宅配サービスを行っている「コープあいち」。

 利用者は2020年1月から5月の4か月だけで、約1万7000世帯も増加。配送用のトラックも38台増やしました。

 「ピーク時、名東センターでは前年の170パーセントまで伸びました。私も経験したことがない数値で非常に驚きました。このコロナ禍で30~40代の利用が増えました。」(コープあいち名東センター 鈴木章人センター長)

 配達料は1回260円。週1回、決まった時間に届けてくれます。

 

勝野早苗さん

スーパーに子どもを連れて行くのが不安
 名古屋市に住む、勝野早苗さん。夫と恵太くんの3人暮らしです。

 1年半前から利用していましたが、コロナの感染拡大で頼む量が増えたといいます。

「4月から、コロナが広まった時に、連日のニュースを見てスーパーに子どもを連れて行くのが不安になり、色んな人が手を触れるようなものは、コープあいちさんで買うことになりました」「主人が在宅で家にいる時は結構増えました。注文の量が2倍近くなったときもあります」(勝野早苗さん)
 

カタログを見る勝野早苗さんと恵太くん

カタログを見て注文するのが楽しみに
 最近では、恵太くんとカタログを見ながら注文するのが楽しみの1つ。
 
 この日は、年末年始向けの商品を見定めていました。

「かにしゃぶ!殻がむいてあるんですよ。年末年始に出かけない分、こういうごはんに力入れたいなと思って」(勝野早苗さん)
 

移動式スーパー「道風くん」

高齢化が進むニュータウンでは命綱
 一方、愛知県春日井市では、5年前から、移動式スーパー「道風くん」が始まっています。


 高齢化が進むニュータウンの人々の「買い物」を手助けする為、市と地元スーパーが始めました。

 「大体1万円くらい使う。一週間分買います。楽ですから」「他に買い物行かないから命綱です。」(お客)
 

移動式スーパー「道風くん」で買い物をする人たち

「密を避けて」コロナ対策にも一役
 地域の暮らしに欠かせない道風くんですが、最近ある変化が…。

「コロナの影響で売上が上がっています。地区によっては120から150%の売上と聞いてます。お客さんに聞くとコロナが怖いので、青空販売の移動スーパーを利用する方もいる」(春日井市観光コンベンション協会 林越宏治さん)

 「青空」で「密を避ける」地域の移動スーパーは、コロナ対策にも一役買っているようです。

 開始から5年。道風くんの周りでは、マスク越しでも分かる楽しそうな笑い声が広がります。

 家にこもりがちなコロナ禍で、住民たちの気分転換の場にもなっているようです。

 「ドライバーに聞くと、おばあちゃんが、おしゃれをしだしたりと、お年寄りが家を出るきっかけになっているようです。地域コミュニティの創造の形にも貢献しているようです。」(春日井市観光コンベンション協会 林越宏治さん)

(12月3日 15:40~放送『アップ!』より)

 

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