「大阪・札幌への旅行は9割キャンセル」 Go Toトラベルで愛知の代理店

2020年12月2日 14:19
 「Go Toトラベル」について、東京や大阪など感染が拡大している地域で、旅行の自粛要請や割引を一時停止する動きが広がっています。愛知県など東海3県でも、旅行のキャンセルが増えているといいます。

愛知の旅行代理店の対応

 2日、愛知県の旅行代理店によると、キャンセルが相次いでいるといいます。

 「政府の発表の後、大阪市・札幌市への旅行についてはお客様に連絡をして、キャンセルの確認をしています。およそ9割のお客様がキャンセルしました」(愛知県内の旅行代理店)

 さらに、「Go Toトラベルの一時停止期間が終わる見込みの、今月16日以降の新規予約もほとんどない」ということです。
    
 現在、愛知県など東海3県は、旅行への制限は設けていません。

 2日、愛知県の観光振興課に話を聞いたところ、大阪や北海道とは入院者数の水準などが明らかに違うとしたうえで、「Go Toトラベルを止めるようなアクションを起こす段階にはない」としています。
 

「重症者向けの病床数はすぐにはひっ迫しない」と大村知事

愛知で重症の入院者数が過去最多 「厳しい冬」に向け大村知事は…
 一方で、愛知県の大村知事は1日、病床数に言及しました。

 「今の感染状況・入院状況を見れば、この先やはり冬に向かって中々厳しい状況がやってくる。必要な病床を確保すべく各医療機関に引き続き要請をしていきたい」(愛知県 大村秀章知事)

 愛知県の入院者数は、1日時点で395人で、県が確保している病床数は約900床。

 大村知事は、病床数を年内に934床まで増やすことを明らかにしました。

 ただし、県の医師会からは、医師や看護師が足りないとして今すぐに使える病床は半分程度だと言われています。

 重症の入院者数は、過去最多となる30人で、重症者向けの病床数は70床。

 すぐにはひっ迫しないとして、大村知事は現時点で重症者向けの病床数を増やさない考えを示しました。
 

愛知県の新型コロナ対策の指標(過去7日間の平均)

 愛知県の新型コロナ対策の判断基準を確認すると、現在、重症者数は「厳重警戒」となっていますが、7日間の平均が26人を超えると「危険」のレッドゾーンになります。

 大村知事は、県の警戒レベルの引き上げについて次のように話しました。

「やはり入院患者数・重症者数というのは、医療体制としてみていかなければならない。慎重にかつ適切に判断していきたいと思っております。いずれにしても総合的に判断をしたい」(愛知県 大村秀章知事)

(12月2日 15:40~放送『アップ!』より)
 

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