時短営業の店「こらえるしかない」 名古屋随一の繁華街、人通り少なく

2020年11月30日 16:38
 29日から名古屋市内の飲食店に、今年3回目の営業時間短縮の要請がされました。

愛音の山田京子さん

 対象になった地区は8月と同じく、「キンサン」でおなじみの錦三丁目と、その南側の栄三丁目の一部、そして女子大エリアとも呼ばれる栄四丁目です。

 今回の要請は、営業時間が午後9時まで。それに応じた店には1日2万円、最大40万円の協力金が支払われます。

 また、大村知事は30日の会見で、利用客に対して午後9時以降も、要請に応じず営業している店を利用しないよう求める考えを示しました。

 「利用者にも自粛をお願いし冬に向かって感染症ははやりやすい状況になるので、感染防止対策を引き続きしっかりとってほしい」(大村知事)
 

時短要請の対象になった地区

休業を選んだ店も
 元々は、人が多く集まる場所ですが、先週金曜日の午後7時ごろに行ってみると、すでに、人通りは少なくなっていました。

 こちらは会員制クラブ「愛音」。通常は午後8時~午前0時まで営業しています。今回の時短要請で休業を余儀なくされました。

「営業が8時からなので、時短要請が9時までだと1時間しか営業できないので、休業になります」「1年で一番のかき入れ時なのでこの時期に金銭的・精神的にもダメージを受ける」(愛音の山田京子さん)

 今回の時短要請が出た時点で、休業という選択をしたそうです。

 しかし、前回の8月の時短要請の時とは少し違う点が…。

 期間中も、時短要請前に入っていた予約に対しては通常営業するそうです。

 予約数は1週間に1~2件ほど。ただ、今回の時短営業を乗り越えたとしても、それ以降の不安の方が大きいといいます。
 

嘉っとび炉端ざぶん

「今はじっとこらえるしかない」
 要請に応じて営業していた別の店にも、活気はありませんでした。

 新鮮な刺身や炉端焼きがうりの「嘉っとび炉端ざぶん」。元々はカウンター席やテーブル席など、200席近い座席数が自慢でした。

 しかし29日午後4時の開店から午後9時の閉店までに訪れた客は、日曜日とはいえ、6組だけ。

 午後9時までの営業だと、2次会の客などが取り込めず、店にとっては大きな痛手です。

 これから先、かき入れ時なだけに、ほかの地域に客が流れるのでは、と不安を抱えながら、栄・錦エリアは3度目の時短要請と向き合うことになります。

 「今はじっとこらえるしかない。みんなで感染対策しっかりして、お客さんに安心して食事をしてもらえるようにつとめていくだけです」(嘉っとび炉端ざぶんの店員)
 

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