学生の“夏”を応援 演武を競う空手道部 兄弟で挑んだインターネット全国大会 

2020年7月22日 16:32
 シリーズ「新しいカタチ 学生応援宣言」。新型コロナの影響を受け、新しいカタチで部活に取り組む高校生を応援します。1回目は空手道部。インターハイ中止をうけてもなお“最後の夏”に挑む選手がいました。
インターハイ中止により「撮影した動画」で競う大会に
 空手道の「形」を演じる学生選手と、それを見つめる実況と解説者…この映像は、7月12日に行われた空手道の全国大会です。

 実はこれ…

「(各選手で)動画を撮って、全国で審査をしてもらって、それで大会をする」(岩倉総合・空手道部 古橋秀鷹先生)

 演武の様子を動画で記録し、その動画で競う全国大会『空手道 形インターネットGP』なんです。
  
 新型コロナの影響で、高校生活最後の夢舞台に出場できなかった高校3年生が対象で、総勢378人がエントリーしました。
 
 今回、大会に出場した1人、愛知県 武豊高校の花原涼介選手です。

「目標がインターハイに出る事だったので、それに向けて高校生活を頑張ってきたのですけれど…(インターハイ中止は)信じられなかったし、まだ受け止められていないんですけれど…」

「来年、新型コロナがおさまって(インターハイに)弟が出てくれれば、僕も見に行って、弟が活躍している舞台を見たいです」(武豊高校 空手道部3年 花原涼介選手)

 
2年生の弟がサポート 二人三脚で挑む「最後の夏」
 一緒に練習していたのは、2年生の弟、健介選手です。

 幼い頃から、2人はライバルとして競い合ってきましたが、今回『空手道 形インターネットGP』は、2年生は出場対象ではないため、サポート役に。

 二人三脚での優勝を目指します。
 
 練習では、つねに動画を撮り、修正点を洗い出します。

 道場では、飛沫感染防止のためマスクをつけながら…

 そして、自宅でも毎日練習を怠らず…何度も何度も修正を繰り返してきました。
 
技の正確さと力強さで順位…涼介選手の全国結果は?
「良くなってる?日に日に良くなっているよね?」(弟に出来栄えを聞く涼介選手)

「最初は弟が全然アドバイスしてくれなくて『いいんじゃない』みたいな感じだったんですけれど、最近はちょっとのミスでもすごく注意してくれて、それがありがたくて」(兄 涼介選手)

「勝ってほしいという気持ちで…(アドバイスしています)」(弟 健介選手)

 大会では決められた技を順に繰り出し、その正確さと力強さが競われますが、果たして涼介選手の結果は…?

 
 結果は、男子212人中8位!ベスト8という結果を収めました。

「充実した環境ではなかったですけれど『コロナ期間中に強くなってやろう』という話はしていました」(兄 涼介選手)

「よくこの状況で今の形までレベルを上げたことはすごいと思いました」(弟 健介選手)

「(3年生の夏は)あとはインターハイで結果を残すだけだったけれど、それはかなわなかったので、後は弟に任せます」(涼介選手)

(7月20日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
 

これまでに入っているニュース

もっと見る