始まった“GoToトラベル” 伊勢神宮の周辺は「期待と不安」 老舗旅館「リスク見据える」

2020年7月22日 15:41
 感染の拡大が心配されるなか、国の「Go Toトラベル キャンペーン」が始まりました。急きょ、東京が除外されるなど、様々な課題を抱えてのスタートとなりましたが、東海地方のきょうの観光地を取材しました。

伊勢神宮 三重県(22日午前10時ごろ)

 この地方を代表する観光地、三重県の伊勢神宮。

「Go Toトラベル キャンペーン」初日の22日は、朝から旅行客でにぎわっていました。  

「たまたま予約したのが22日だった。キャンペーンはあまり意識していなかったです。地元が京都ですが、キャンペーンはやってほしいけど、やってほしくないみたいなところがありますね」

 近隣の愛知から来た人は…

「お伊勢さんの参拝全然行けてなかったので来ました。もう少し様子を見て、落ち着いた頃にキャンペーンを利用できたらいいなと思います」

 取材中に「Go Toトラベル キャンペーン」を使っての旅行客には遭遇しませんでしたが、キャンペーンでお得に旅行をしたいという声は多く聞かれました。
 

迎えるお店も“期待と不安”入り混じる

5月の大型連休は100万人減…キャンペーンには“期待と不安”
 伊勢神宮の大型連休を含む5月の参拝客は、去年より約100万人も減ってしまいました。

 そんななか、周辺でお店を営む人は、 キャンペーンに複雑な心境をのぞかせています。
  
「店も時短や休業を多めにして対策を立てている中で、キャンペーンが起爆剤になるという期待感が正直あります」(二光堂 笹村信俊さん)

「ちょっとタイミングが早いかなと思います。もちろん、観光業者の気持ちとしてはやって頂きたいと思っていますけど…」(岩戸屋 牧戸福詞さん)

「来てほしい半分、不安半分という形。来ていただいた方には全力でおもてなしします。感染症対策をしてお待ちしています」(光勢屋 前田竜さん)
 

戸田家 三重県鳥羽市(22日午後1時ごろ)

老舗旅館「リスクを見据えながらやっていく」
 一方、鳥羽市にある老舗旅館「戸田家(とだや)」

 緊急事態宣言中を含めた、約2カ月間休業したことにより、5月末時点で約6億円の損失が出ていました。  

 そんな中、始まった「Go Toトラベル キャンペーン」に、社長の寺田さんは期待と不安をにじませます。  

「我々にとっても、日本全国の観光業界にとってもありがたいこと。ただ、特定の地域で感染拡大となると、その地域で“まさか”ということがあると、やはり大きなダメージになってしまう。その辺のリスクを見据えながら営業していくことになると思います」(戸田家 寺田順三郎 社長)
 
 午後2時過ぎ、続々と客がチェックインに訪れました。

 キャンペーンを利用して訪れた人は…。

「お得だと思いました、何もないよりは」
「キャンペーンが始まるからと予約しました。助かります」

 戸田家は、お客さんが安心して滞在できるよう、感染対策を万全にして迎えたいとしています。

(7月22日15:40~放送『アップ!より』)
 

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