24日午後、愛知県瀬戸市の小学校で体育の授業後に4年生の児童11人が熱中症で病院に運ばれました。このうち1人は一時、意識が混濁状態になりました。

　瀬戸市によりますと、24日午後3時半ごろ市立西陵小学校で、運動場で行ったハードル走と体育館で行ったバレーボールの体育の授業後に4年生あわせて11人が体調不良を訴えました。

　11人は熱中症の疑いで病院に運ばれ、このうち1人は、意識が混濁する重症でしたが搬送中に意識は戻ったということです。

　ほかの10人は回復して24日夜までに帰宅しました。

　学校では、熱中症対策で体育の際はマスクを外すよう伝えていて運ばれた11人もほとんどがマスクをつけていなかったとみられます。