「三河産ウナギのブランド力にあやかるため…」産地偽装疑いでウナギ料理店の運営会社と社長を書類送検

2024年4月25日 16:39
愛知県西尾市の料理店で提供するウナギの産地を偽装したとして、店の運営会社と社長が書類送検されました。
 不正競争防止法違反の疑いで書類送検されたのは、西尾市のウナギの加工販売などを行う会社と、社長の男性(49)です。

 警察によりますと、社長は去年5月と10月、店主を務める西尾市のウナギ料理店で、提供するウナギが外国産であるにもかかわらず、メニュー表に「三河産」などと産地を誤認させる表示をした疑いが持たれています。

 警察の調べに対し、社長は容疑を認め、「三河産ウナギのブランド力にあやかり、売り上げを上げるため」と話しているということです。

 警察は、去年4月から12月までの間に、店で提供されたウナギのうち9割が中国産だったとみていて、ふるさと納税の返礼品にも使われていたとみられています。
 

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