母親が4歳娘を暴行し死亡させた事件 「危機感を持たなかった」検証委が最終報告書を提出 三重

2024年3月29日 19:49
去年、三重県津市で43歳の母親が4歳の娘に暴行を加え死亡させた事件について、県の検証委員会が最終報告書をまとめました。母親は、一審で懲役6年の判決を受けています。
 検証委員会は、児童相談所が保育所から虐待を疑う通報を受け訪問したにもかかわらず、一時保護を見送り、その後も1年以上、状況を対面で確認しなかったことなどの対応について検証してきました。

 検証委員会は、29日、児相や市の対応が十分でなかったとする最終報告書を提出しました。

 報告書では「母親のケアや関係機関の情報共有ができていなかった」「保育園に登園しなくなったなどの情報を得ても危機感を持たなかった」と指摘しています。
 

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