視聴者の声

1月12日から始まった民放テレビ各社による｢アナログ｣ロゴマークの24時間表示について

• アナログマークって何ですか。うっとうしいので消してほしい。
• 録画しているのでドラマ等は表示しないでほしい。もし、だめならNHKのように一回り小さくしてほしい。
• 右上にアナログマークが出るのが嫌味です。ビデオを録画するとそれも写ってしまうのがうっとうしい。地デジを持つ事ができない自分を見下されているような気がする。

アナログ放送画面の右上に｢アナログ｣を表示することで、現在ご覧になっているテレビ放送がアナログ放送であることを分かっていただき、デジタル放送受信の準備をお願いしています。アナログ放送の終了が2011年7月24日、あと2年半に迫ってきましたので、どなたでもお分かりいただけるよう、従来に比べてやや大きめとし、映像との重なりで支障がないよう、やや薄いハーフトーンで表示しています。NHKよりも大きめですが、アナログ放送をご覧になっていることをもれなくご理解いただく手段ですので、ご了承ください。

次に｢派遣切り｣労働者の報道のあり方について

• 企業の減益で派遣社員が首になっていますが、正社員もリストラされています。なぜ、派遣社員しか取材されないのでしょうか。また、派遣切れ社員の所持金が数十円しかないのはどうしてでしょうか。マスコミも報道で煽るのはやめた方がいいと思います。

これに対し、ニュース報道センターは、以下のように述べています。景気の後退による企業の雇用調整の影響は、まずもっとも立場の弱い派遣社員に対して現れました。派遣社員は雇用側が提供する住居で生活している場合が多く、職を失えば同時に住む場所すら失ってしまうことになり、その影響は深刻です。そのため、まず派遣社員への対策を社会全体で考えていくためにも、その実態を取り上げることが重要と考えました。しかし、今後正社員への雇用調整が深刻化すれば、当然正社員に対しても同様に取材を行い報道していく考えです。

放送番組審議会からのお知らせ

• 1月の審議番組は12月28日深夜1時10分から放送された年末ドラマスぺシャル『LOVE17』です。

放送番組審議会だより

放送倫理･番組向上機構（BPO）からのお知らせ

• BPOの青少年委員会は中学生がテレビ局の制作担当者と意見交換する中学生フォーラムを昨年12月東京都内で開催しました。今回のテーマは｢激論！ニュース番組｣。中学生から、｢同じニュースの繰り返しが多い。｣「表面的な報道だけで、その先にあるものが知りたい。」「視聴率を気にしてバラエティ化している。｣などの意見が出されました。ゲストとして招かれたビデオジャーナリストの神保哲生さんから｢テレビの公共性が自明のものではなくなった。制作担当者から『権力チェック』という言葉が出ているが、視聴者は他の場所でテレビが権力に迎合しているのを見てわかっている｣というテレビ局に対する批判的な意見も出て、今後のテレビ報道のあり方などについて活発な話合いが行われました。