名古屋テレビ 放送番組審議会だより

このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時00分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。

<2013年10月分>

第548回 名古屋テレビ放送番組審議会

開催日
平成25年10月9日(水) 15:30~17:00
委員
  • 委員長:松浦好治
  • 副委員長:関口敦仁
  • 委員:諏訪哲史・岡本直之・佐藤久美・広中和雄・森絵里

議事の概要

(1)業務報告

  • 社長挨拶
  • 2013年度上期視聴率および番組種別集計結果報告(野村編成局長)
  • 第19回PROGRESS賞内定報告(事務局)

(2)審議テーマ

  • 『旅ゴメ祝500回SP~憧れのあの人と長良川鉄道~』
  • その他

委員の主な意見です。

  • リラックスして見られて、一人の芸人がここまでやれるというのは、企画の勝利だ。ウドちゃんに任せて一蓮托生、それで500回の長さで放送出来ているのは彼の人柄とこの番組の器の大きさだ。
  • 番組の企画趣旨にあるように、仕込みの全く無いありのままの旅スタイルというのが見ていて非常に心地良かった。また、ゲスト二人の人選も良かった。
  • この番組はほのぼのとして見る人を温かくしてくれるし、行き当たりばったりのスタイルが良い。今回のスペシャルはゲストの人柄もあって、飽きることなく見る事が出来た。
  • 関市の善光寺に戒壇めぐりがあるとは知らなかった。これをテレビの前に居ながら体感出来たことは良かった。
  • 郡上八幡ではタイミング良くまめバスに乗れたり、ボットリを見ることが出来たりして、偶然から生じる旅の面白さが出ていた。
  • これは旅番組ではないと思う。ウド鈴木・千秋・市毛良枝の三人の交流みたいなものを旅の中で見せてくれた番組だ。
  • 番組の制作スタッフの人達とウドちゃん、長い付き合いのなかで和気藹々と番組を作っている。そのほんわかさが伝わって来る気がした。
  • ウド鈴木の特異性にすごく乗っかった番組だ。彼がどこまでああいう風に続けられるか?という心配はあるが、続けて欲しい番組だ。
  • 旅番組としては情報量に乏しいし、バラエティーとしてはそんなに盛り上がる訳でもない。やや中途半端だ。
  • 500回記念というなら、もう少しスペシャル感があっても良かったのではないか。
  • 一度は長良川鉄道に乗ってみたいとか、関市の街並みを歩いてみたいとか、郡上踊りに参加したいとか、そういう気持ちになるようなインパクトが不足していた。
  • もう少し地元の人との触れ合いがあった方が良かったのではないか。
  • 行った先が関と郡上八幡という割と代表的な所だった。長良川鉄道沿線には他にも良い所があるので、もっと寂れた駅とかも選んで欲しかった。
  • 旅の案内人はもう少し落ち着きのある人の方が良いのではないか?その方が見ていて疲れないし、一度行ってみたい気持ちになる。

局側は

  • 2003年から始まり今年で10年目を迎えた番組で、台本も細かいスケジュールも無い。旅番組と言ってもお店や遊び場スポットを紹介するのが目的ではなく、ウド鈴木が地元の人との触れ合いをいかに楽しめるか?をテーマにした番組だ。
  • 制作者サイドとしては他のバラエティー番組で見るウド鈴木ではなく、そうした番組では見せないウド鈴木の顔をこの番組で見せて欲しいと考えている。
  • 今回は500回スペシャルということで、普段は一人で旅をしているウド鈴木が、ゲストが入ることによりどう目線が変わり、どうリードし展開してゆくのか?が見せたかった。

などと答えました。

(3)次回開催予定

次回の放送番組審議会は平成25年11月13日(水)午後3時30分~
審議テーマ…11月2日(土)14時00分~15時25分放送『各務原市制50周年記念ドラマ 各務原よ 大使を抱け!』