名古屋テレビ 放送番組審議会だより

このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時00分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。

<2013年6月分>

第545回 名古屋テレビ放送番組審議会

開催日
平成25年6月12日(水) 15:30~17:00
委員
  • 委員長:松浦好治
  • 副委員長:関口敦仁
  • 委員:大野智彦・諏訪哲史・岡本直之・佐藤久美・広中和雄・森絵里

議事の概要

(1)業務報告

  • 社長挨拶
  • プログレス賞について(事務局)

(2)審議テーマ

  • 『女性応援バラエティー オカン社長!!~100万人計画~』
  • その他

委員の主な意見です。

  • 登場する2人のオカン社長がバイタリティーあふれる起業家で、見ていて元気をもらえた。
  • 母の日の放送だったので、女性を応援する番組として非常にタイムリーだった。
  • 女性社長の活躍や頑張りを、あまりショーに仕上げずに、淡々とそのまま映していったことで、大変好感の持てる番組だった。
  • 登場人物の公私両面がていねいに取材できている。またその後本人がスタジオに出演することにより、その人となりも視聴者によく伝わったと思う。
  • 良い構成を持つ番組だな、と思い見た。登場する2人が、すごく前向きで、こちらも前向きな気持ちにさせられるような人選が良かった。
  • 女性社長に限らず、企業で管理職として活躍している女性も取り上げるなど、シリーズ化していったら良いのではないか。
  • 無理やりバラエティーにしようとしているのではないか。ありのままの「奮戦記」みたいなものを放送するだけで、母の日にふさわしい番組になったのではないか。
  • 起業してその後苦労したプロセスや、エピソードなどがもう少し描けていれば良かった。
  • 万遍なく視聴者の意見を聞くと、賛成意見が大部分を占めることがないのではないか?「やろうとしても私には不可能だ」と思う女性が、日本には半分位いるかも知れない。
  • 「成長志向・勝ち組志向の方に限定してお送りする番組」という感じがあった。

局側は

  • メ~テレの新しい試みとして、土日に放送できる戦略的番組と位置付けている。ゆくゆくは全国に広げたい番組である。
  • 題材として取り上げるオカン社長の方々は決して「スーパー」ではなく、「等身大の、視聴者の方々に近い生活観を持った」方々に登場していただいた。
  • 社長ドキュメントみたいなものは他にも幾つかある中で、我々は「人間ウォッチング」に撤することにした。登場人物の考え方をそのまま見せることにより、判断は視聴者にお任せすることにした。
  • 多くの人に見てもらうエンターテイメント番組でありながら、その底には視聴者に向けての何かヒントになるようなメッセージが流れるような番組づくりを目指した。

などと答えました。

(3)次回開催予定

次回の放送番組審議会は平成25年7月10日(水)午後4時~
審議テーマ…5月29日(水)25時59分~26時54分放送 『メ~テレドキュメント つちおと ~沈まぬ鍛冶屋魂~』