2023年11月11日(土)、12(日)
東海市芸術劇場 大ホール
「My Boy Jack」は、「ジャングル・ブック」などで知られるノーベル文学賞受賞作家、ラドヤード・キプリングが、第一次世界大戦中に書いた詩。戦争に翻弄され、なすすべもなくいる者のやり場のない憤りや嘆きが語られています。
その後、名優デイヴィッド・ヘイグが戯曲化し、1997年にはウェストエンドで上演。イギリスで2007年にテレビ映画化された際には、息子役をダニエル・ラドクリフが演じたことも話題になりました。
今回演出を務めるのは、戯曲の面白さを最大限に引き出す上村聡史。
上村演出のもと、人脈を使って息子を軍にねじ込む厳格で優しい父を眞島秀和、子どもたちに無償の愛を注ぐ母を倉科カナ、ハンデがあるにも関わらず必死に努力し将校になった息子を前田旺志郎、不安を押し殺しながら日々を暮らす姉を夏子が演じ、時代の波にのまれ息子を戦地に送り出すしかなかった、父の気持ち、息子の気持ち、姉の気持ち、そして母の気持ちを切々と伝えます。
<あらすじ>
激戦が続く第一次世界大戦。健康な体があるなら戦地に行くべしと声高に理想を語る父キプリングは、酷い近視ゆえに軍の規則で入隊出来ない息子を、人脈をつかって軍にねじ込む。
母親と姉は、必死に不安を圧し殺しながら日々を暮らす。戦意高揚を謳っていた父親も、日が経つにつれて不安にさいなまれるようになる。
ハンデがあるにもかかわらず必死に努力し将校になったジョン(ジャック)は、西部戦線へと出征する。
厳格だが優しい父と、無償の愛を注ぐ母との幸せな家庭で育った彼は、銃弾が飛び交う戦場を体験する。
ある朝、突撃ラッパが鳴り響く中、彼の中隊に突撃命令が下る。数時間の激闘が終わり兵士たちは次々と傷つきながら塹壕へと引き上げてくるが、そこにジャックの姿はなかった――。
【作】デイヴィッド・ヘイグ
【翻訳】小田島則子
【演出】上村聡史
【出演】眞島秀和 倉科カナ 前田旺志郎 夏子 佐川和正 土屋佑壱 小林大介
※公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしかねます。
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日時 | 2023年11月11日(土)13:00開演、11月12日(日)13:00開演 ※開場は開演の45分前 |
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会場 | 東海市芸術劇場 大ホール |
チケット発売日 | 7月15日(土)10:00~ |
チケット価格 | 全席指定:10,000円 車いす席:10,000円 U-25チケット:5,000円 ※全席指定・税込 ※未就学児入場不可 ※車いす席、U-25はメ~チケ(車いす席は電話のみ)にて一般発売より取り扱い ※U-25チケットは観劇時25歳以下対象(当日指定席券引換・座席数限定・要本人確認書類) |
チケット取り扱い | |
主催 | メ~テレ、メ~テレ事業 |
企画・製作 | サンライズプロモーション東京 |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
問い合わせ先 | メ~テレ事業 052-331-9966(平日10:00~18:00) |