2010年3月22日(月・祝) 午前9時57分~10時30分放送
 
白血病を乗り越えて
~元プロ野球選手の闘い~
 
スタッフのつぶやき
 
ディレクター 大島恵理子

 私は中日ドラゴンズの「大豊」という選手を小学生の頃にテレビの野球中継などで見ていました。それから15年余りが経った去年の夏、その大豊さんが白血病で入院しているという事実を知り、大変驚きました。

 はじめて取材で大豊さんにお会いした時、とても病気と闘っている人とは思えないほどの大きな体と、前向きで明るい大豊さんの姿にまたまた驚きました。
しかし、そんな大豊さんでも、昔は不治の病と言われた「白血病」という病名に「死」を思い浮かべ、“どうして自分が選ばれたのだろう…”と葛藤する日々があったといいます。
大豊さんが記録していたビデオやメモ帳には、そんな大豊さんの心の声や命の大切さを訴えるメッセージが残されていました。

 現在、日本では数万人に1人が白血病になっているといいます。治る確率は昔より高くなってきているというものの、命を落とす人も少なくはありません。
今回、大豊さんが病気と闘う姿を見て、私自身も改めて健康という当たり前の幸せ、命の大切さを感じました。
 
 
 
放送内容について