2004年8月12日 10時50分~11時45分放送
 
川の水族館がやってきた! 
~密着 岐阜・淡水魚水族館オープンの舞台裏~
 
スタッフのつぶやき
 
ディレクター 川村真司

 海のない岐阜県に川の生き物専門の水族館が出来ると知ったとき、僕はとてもワクワクしました。地元中部地方で長らくネイチャリング系の番組や特番を作り続けてきた僕自身にとって、この水族館を通して川を語るのに何か新しい世界が広がって行きそうな、そんな期待に胸を膨らませていたのです。
  3月下旬から、いよいよ飼育スタッフが本格的に準備段階に入りました。彼らは神奈川県にある江ノ島水族館から赴任した、魚の飼育はもちろん水族館の管理・経営のエキスパート集団です。そんな彼らの目から長良川はどのように写るのか、是非とも追いかけてみたくなりました。
  早速、夕方のニュース番組・スーパーJチャンネルの特集枠で、オープンまでの水族館の動向を毎月1回放送する企画を提案しました。その取材でタイからやって来た絶滅の危機にあるメコンオオナマズに世界の淡水魚事情を垣間見たり、また長良川でシンボライズされているサツキマスの捕獲作戦では、地元の漁師さんの自然観から長良川の今の姿を見つめるなど、そりゃあもう、たのしいたのしいロケを続けることができました。
  そして、今回ありがたくもJチャンでの3回分の企画に追加取材を加えた1時間モノを 放送する機会にめぐまれた次第です。
 実は日本は水族館の数が世界でも非常に多い国です。ひところは癒しの空間としてもてはやされた場所です。そして、いま、水族館は失われてゆく自然環境を再現し、訪れた人々が川の世界を体験しながら学習して行く場に・・・という新たな段階へと入って来ました。今後は、自然界の恵みを享受された水族館が、いつしか自然界へ恩返しをして行く様を追って行きたいと思います。
 
 
放送内容について