広がる「ワクチン休暇」 名古屋の街で聞いた各企業の対応 「全然検討ない」という人も

2021年6月23日 18:31
 副反応に備えた動きです。会社の従業員が新型コロナのワクチンを接種した際に休みをとることができるワクチン休暇。導入する企業も相次いでいます。
 21日から、ワクチンの職域接種が本格化しました。

 共同通信のアンケートによると、主要企業116社のうち97%に当たる112社が、職域接種を実施する意向だといいます。

 また、主要企業69社は、年次有給休暇とは別に、接種当日や翌日を対象に特別有給休暇、いわゆる「ワクチン休暇」の導入を考えているということです。

 ワクチンを接種した後の休暇、企業はどんな対応をするのか街で聞いてみました。

Q.お勤め先でワクチン休暇などの対応をとられる予定はありますか?
「3日間」(男性・コンサルタント業)
Q.どう考えているか?
「それでワクチンの接種が進むんだったら非常に良いことだと思う」(男性・コンサルタント業)
Q.3日間あるのは?
「安心して受けられるんじゃないですか」(男性・コンサルタント業)
 
「ワクチン休暇」を求める声が多数
「打った後、副反応で熱とかが出ると聞くので、そういうのは心配。まだ自分の中では不安がある。打った後に休みがあればいいと思う。安心して接種を受けられる」(男性・船員)

「今のところない。年齢が若い方が副反応が多いと聞いたので。自分には年の離れた妹がいるので、彼女の方が副反応が大きいのではないかと心配している。家族が受けた後も一緒に過ごせるようにしてもらえると嬉しい」(女性・小売業)

Q.ワクチン休暇は
「全然検討していないです。有給休暇から消化していくという感じだと思います。有休はプライベートとして使いたいので、働く上でのワクチンは企業としての休みとしていただければと思う」(男性・商社)

 副反応に対する不安などから「ワクチン休暇」を求める声が多くありました。
 

井村屋グループ株式会社ヒューマンリソース室・岩上真人室長

井村屋 最大4日の特別有給休暇を付与
 三重県津市に本社を構える「井村屋」。23日、65歳以上の従業員らを対象に産業医によるワクチン接種が行われました。

 「あずきバー」やようかんで知られる井村屋では5月、ワクチン接種の特別有給休暇をとれるように制度を整えました。

「ワクチン接種の当日分と、もし副反応が出た場合の1日分。(接種2回として)合計最大4日の特別有給休暇を直接雇用の従業員の方に付与するものでございます」(井村屋グループ株式会社ヒューマンリソース室・岩上真人室長)

 正社員だけでなく、300人弱のアルバイトやパート従業員もワクチン休暇を取得でき、全国約1300人の従業員が対象です。

「(接種は)あくまでの自由意思ではございますが、特別有給休暇を付与することによって、会社としても推奨する姿勢を従業員の方にわかっていただければという思いです」(井村屋グループ株式会社ヒューマンリソース室・岩上真人室長)

従業員は…

「母親もワクチン接種を受けに行ったんですが、翌日には、手が痛くて上がらないということを聞いていたので、またもう1日休めるというのはすごくありがたい制度だと思う」(女性・パート)

「自分が本来持っている有給休暇を使おうと思ったら、会社から『ワクチンの特別有給休暇を出せる』と言われて取得した」(女性・アルバイト)

 歓迎する声が多く聞かれました。
 

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