「一つのクラスターで病院がパンクすることも」 感染急拡大に医師懸念

2021年5月7日 09:00
 感染拡大と闘い続けている医療現場。公立陶生病院の武藤義和医師は「来院する人の陽性率が上がっている」と指摘します。
 「発熱で来院する人が増えた。そういう人に抗原検査をすると4月の頭に比べて、明らかにコンスタントに陽性が増えた。病院にくる患者も陽性率があがっている」(公立陶生病院 武藤義和医師)

 背景のひとつが、変異ウイルスだといいます。

 「変異ウイルスは、感染力が1.5倍ほどあると言われているので、家族や職場、近しい人で、これまでなら10人中2、3人感染していたのが、10人中7、8人に。場合によっては全員同時に感染する」(公立陶生病院 武藤義和医師)

 武藤医師は、感染の急拡大が、今後も医療体制に与え続ける影響を懸念しています。

 「とくに名古屋。都会で若い方を中心に一気に患者が増えました。高齢者施設や若者、いろんな所で集団で発生するので、1つの大きなクラスターが出ると、一気に1つの病院がパンクすることは十分ある」(公立陶生病院 武藤義和医師)

 さらなる感染拡大を防ぐためにはやはり、1人1人の対策が不可欠だと言います。

 「家庭に持ち込まないことが大事なので、今だと職場や食事会などの場所の対策を強化する必要がある。感染対策としては、手洗い・マスク・ソーシャルディスタンスは変わらないですが、今までより慣れて、マスクから鼻を出す人が多い印象もあるので、今一度、やるべきことをしっかりやることが重要だと思います」(公立陶生病院 武藤義和医師)
 

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