メ~テレトップSPOKEN! >スタッフの一言

spoken!
相撲

2011年06月10日[金]

「季節感」

例年より、早い梅雨入りとなった今年。
先日、少ない休みの日、夕食を外で取るついでに、足を延ばして岡崎の山中にホタルを見にいきました。例年は、入梅前後6月上旬が見頃と記憶していたので、ドライブがてら出かけたものの、今年はここ数年に比べ、春の平均気温が低く、ちらほらお目にかかれるくらいで、まだこれからとのことでした。ただ梅雨の晴れ間、そして新月の夜だったので、初夏の風物・ホタルの替わりに、降りそそぐような星空を満喫してきました。

閑話休題、スポーツ部でも、みんな忙殺されそうな毎日を過ごすものの、自ずと季節には敏感です。花鳥風月に触れる以前に、年間おおよそのスケジュールは、各々インプットされ、そのシーズンや大会に向けて、日々の取材や番組制作、その準備など季節を意識せざるをえないのです。プロ野球、Jリーグ、駅伝など数多ある中でその最たるものが、夏の季語でもある『高校野球』。

あ~、またこの季節がやって来たっ!という実感。
まだ梅雨の真っ最中じゃないかと思われる方も多いと思いますが…
メ~テレスポーツにとって、高校野球は一大イベントなのです。地方大会から本大会まで、2ヶ月に渡る長丁場。大会が始まってしまえば、アナウンサー、ディレクター、技術陣など取材スタッフ全員が高校球児と同じように、灼熱の太陽の下、東海3県を駆け回ります。そのためにもスポーツ部では、梅雨空の下、放送番組や中継のための十分かつ入念な準備に忙しく、ディレクターたちは注目校をはじめとした情報収集に余念がありません。
メ~テレでは、「めざせ!甲子園」「速報!甲子園への道」「愛知大会の決勝・準決勝の中継」といった高校野球特番だけでなく、「ドデスカ!」「UP!」でも熱戦の模様をお伝えするとともに、メ~テレホームページ上に高校野球サイトを開設し、この地方の高校野球を応援していきます。

7月には、大相撲再生を誓う力士たちが半年振りの本場所に挑む名古屋場所もあります。この夏、節電の中、工夫して涼を求めるのも結構ですが、思い切って、暑い季節を、より一層熱く感じられ、楽しめるところに出かけてみてはいかがでしょうか?

スポーツ部長:K

2010年07月12日[月]

スポーツ スタッフのつぶやき

5月にスポーツ部に移動してきた小生。
今までは他の部署にいながらスポーツの仕事に携わっていたため、
多少なりともスポーツの仕事に対して造詣はあったつもりでした。
しかし、いきなり難問に遭遇した。

何かというと、今世間を騒がせている相撲界の賭博問題。
小生は大相撲の記者クラブ担当として、系列間の調整、現場の仕切りと
右往左往の毎日。
従来から相撲界の取材というのは、細かな部分にわたってしきたり、
ルールがありとにかく複雑だ。
そこにきて賭博問題で取材活動もより複雑になってしまった。

ニュースを出稿する報道部やワイドショー番組など入り乱れての
取材となるので、無駄を省くため各番組やニュースで協力体制を敷き、
取材体制をキー局であるテレビ朝日スポーツの相撲デスクと毎日電話や
メールで連絡をとりつつ決めている。
毎日帰るのは深夜・・・。いや帰れない日々が続いている。

前述したようにルールやしきたりが多いため、携帯電話の電池もなくなって
しまうほど各部署から問い合わせの電話も多い。

さらに追い討ちをかけたのが参議院選挙。
選挙も名古屋場所初日と同じ11日のため、報道部にも人がいなく
小生が現場で中継Dなどとして行かなければならない。

そればかりではない。
相撲協会に問い合わせなどをすると親方に怒られる。
相撲の取材では親方から怒られるのが普通らしいが、
それにしても怒られ方は尋常じゃない。

何故相撲担当になったばかりの小生にこんな災難がふりかかるのか。
相撲担当の前任者からは「名古屋場所の前には何かが起こり、鬼門だよ」と
言われてはいたが、まさかこんな世間を揺るがす大問題が発生するとは。
おのれの不幸を嘆く毎日を送りつつ、
今場所が始まったばかりだが、すでに来年の名古屋場所が恐怖になっている。

デスク:T