2015年07月04日[土]
「山本昌」
先日、野球解説者の井上一樹さんと
ナゴヤ球場で山本昌投手の取材を行いました。
山本投手は今年、キャンプから
順調な調整を続けていましたが、3月の教育リーグで
右ひざを痛め緊急降板、2軍でのリハビリを余儀なくされました。
「3ヶ月という期間が自分をへこますというか、
4月の頭ぐらいまでは、やさぐれていた」
とその苦しい日々を語った山本投手。
それでも現在、怪我も治り、2軍戦に
投げられる状態にまで回復しています。
さらにナゴヤ球場では、連日30度近い暑さの中、
100球以上もの投げ込みを行うなど
49歳とは思えぬハツラツとした姿を見せています。
今年で節目の50歳を迎える山本投手。
井上さんが「50歳まで現役を貫いていて、本当感心する」と話すと
「できますよ!練習をやめずに続けていれば50歳になってもできますよ!」
と笑顔で語っていました。
オールスター明けの1軍復帰を目指し、いま奮闘している山本投手。
7月中には元気いっぱいに1軍で投げている
山本投手の姿がみられるかもしれません。
ディレクター:N
2015年06月02日[火]
「待ち望む」
今、エースへの階段を着実に登っている選手がいる。
今シーズンは10試合に登板し、ハーラートップタイの6勝をマーク。
チームの連敗を5回もストップさせている左腕・大野雄大投手だ。
大野投手は・・・
「もちろん連敗を止めたいっていうのはあります、心の奥底には。
でもそれを意識しすぎずに、まずは自分の投球ってことを心掛けています」と、語る。
今シーズンは、ひとりひとり抑えていくことが、テーマだと語る大野投手。
バッターと向き合う余裕が出てきた2015年。
これぞ、大野投手の変化・・成長の証であろう。
冷静にマウンドに立っている大野投手だが、
「もし投げ合うことがあれば、絶対に負けたくないですね」と、
勝負を待ち望む投手がいる。
―――広島の前田健太投手。
超えていきたい同級生・前田健太の壁。
過去3年間は4試合投げあい、互いに2勝2敗。
勝ち越しをかけた戦いは今シーズンに託された。
防御率 2位 前田健太1.70 投球回 2位 大野雄大 77回
3位 大野雄大1.87 3位 前田健太 74回
2015年6月1日時点
横並びの成績。同級生に負けたくないという強い思い。
待ち望もう!この戦いには目が離せない!
アシスタントディレクター:M
2014年05月16日[金]
「今しか出来ないこと」
春が来て、また新しい季節がスタート! 私も入社して半年が経ちました。
まだまだわからないことだらけですが、素敵な先輩達に囲まれ必死に頑張っています!
そして、また新しい仕事に携わることができました。
それは、サッカーFC岐阜の生中継!
やり直しができる収録と違い、一発勝負の生中継。
いくら準備をしていても、予定通りには行かず、完璧にすることはなかなか難しい…。
そして、私の仕事というのは
中継をスムーズに進めるために、ピッチの横から試合の状況、選手の状態、中継車や放送席から見えない部分を伝えること。
監督、そして選手たちとも一番近い場所にいます!
FC岐阜の監督といえば、
今年就任した、日本サッカー界のレジェンド、ラモス瑠偉監督!
サッカーへの熱い気持ち、岐阜への熱い想いは取材をしていても伝わってきます。
そんなラモス監督を試合中、間近で見るのはやはり迫力があります!
選手とのやりとりや指示…
日本語が堪能なラモス監督ですが、感情が高ぶり、熱くなるとポルトガル語に…!
そんな様子を伝えるのも一番近くにいる私しかできない、重要な役目です。
多くの人が関わる中継の仕事。
一人一人に大切な役割があります。
決められた時間の中でその時にしかない、一番いいものを残せるようにと
皆一丸となって必死に頑張っています。
普段の生活の中でも、今しかできないことがたくさんあると思います。
後で後悔しないように、今を大切にして全力で頑張っていきたいです!
仕事も、 遊びも!!
アシスタントディレクター:S
2014年04月07日[月]
「新人2人来る」
桜も咲き新しい年度がスタート。
スポーツ部としても新たなシーズンに突入した。
しかし、最近少し気になる事が出てきた。
小生は今年で4?歳になるが、去年の4月からスポーツ部では
部長よりも年上の最年長となっていた。
まあスポーツ部では最年長となってから1年がたつので慣れてきた。
ところが年に3回行われる系列テレビ局のデスク会議があるのだが、
今までは私よりも年上が数人いた。
なのにこの4月以降はその全てが異動していたため、系列(テレビ朝日を抜く)デスク会に参加するメンバーでも最年長になったことが分かった。
自分では若いつもりでいたのだが、やはり年はとるものだ。
(当たり前の話だが・・・)
さて、話は変わるがスポーツ部に5年ぶりに待望の新入社員が入ってきた。
それも女性社員が2人。1人は去年の10月から仕事をしている。
(実は小生が面接官を務め入社した2人である)
女性ディレクターは去年2人が立て続けに退社したため、庶務の女性だけに
なっていた。
完全な男職場に新人の女性スタッフが入ったので庶務の女性もひと安心か。
しかし!
実は一番喜んでいるのは、入社6年目を迎えるドラゴンズ担当のN君だった。
今までこの5年というもの、自分が一番年下。
雑用が頼まれることも他のスタッフよりも多い。
そこに自分の部下が入ってきたので大喜び。
しかも2人・・・。
年が一番近いので、これから何度も壁にぶつかる2人の相談相手に
なってほしいものだ。
小生にとっても面接をした2人なのでがんばってほしい。
デスク:T
2014年01月07日[火]
「新年の抱負」
年が変わる2日前の12月30日。
毎年OAしているドラゴンズ新春特番のVTRの納品を済ませ、地元・仙台に帰省した筆者。
去年6月、Kスタ宮城(2014年からの名称は楽天koboスタジアム宮城)で行われた
交流戦の時に実家に寄って以来、半年ぶりに会った母親の第一声が…
「太ったね」
はい、出ました。
そうなんです。近頃、社内を歩いている際、久しぶりに会った友人達に
「太ったんじゃね?」や「豚になった」とか散々聞かされていた所だったので、「やっぱり?」としか返せない始末…。
名古屋の家には体重計が無いので、風呂上りに何年かぶりに体重を測ってみたところ、我が体重は如実にその結果を表してくれました。
(※実際は毎年の健康診断の際に測っているはずなんですが…あまり記憶に残ってません)
63キロ!!(ちなみに肥満の指標となる身長にはここでは触れません。)
運動不足から日々の不摂生など、原因はすぐ思いつくのですが…
23歳で就職した頃には53キロ程だったはずなので、10年経って約10キロも
増量に成功した事になります。
それ以来、テレビを見ている時に、つい気になるのが画面に映っている人物のお腹周り。
年末年始の番組では、各局、現役のアスリートから引退したスポーツ選手などが
多数出演しており、その人物の日々の生活風景をついつい想像してしまいます。
「ボクシングの選手は…」「元プロ野球選手のこの人は…」「駅伝のランナーは…」etc。
そして帰省中、中学校時代の友人に、これまた10年ぶりくらいに再会した際、
この友人が、なんと「痩せている」!!
聞いてみたところ、中学時代痩せていたその友人は、大学時代、急激に太り始め、
70キロ台になったそうなのですが、現在の体重は57キロという事で
筆者とまるっきり逆のパターン…。
年齢と共に太りやすくなるもの…と勝手に解釈?達観?していた自分にとって、
大きな反省材料となりました。
1年の計は元旦にあり。
来年、年男になる筆者にとって、今後の人生設計において、いろいろ目標を立てるべき事は多いのですが、その一つに「最低5キロの減量」という、小さな目標も加えてみたいと思います。
ディレクター:O
2012年10月12日[金]
●新Spoken!MCに伊集院光が復帰
8月、突然一本のメールが届いた。
相手はタレントの伊集院光さん。
伊集院さんとは仕事で10年以上の付き合いがある。
実は伊集院さんのマイ自転車が去年の年末からずっとメーテレに放置してあり、それを引き取りに行きたいとの事だった。
そのメールから3時間後、伊集院さんが現れた。
久しぶりの再会、伊集院さんは夏痩せしているどころかさらに大きくなって、野球好きは相変わらずだった。
この日もプライベートで夏の甲子園を観戦。東京に帰る途中で名古屋に立ち寄った。
メーテレでの滞在時間は1時間ほどだったが、ほとんどが高校野球とドラゴンズの話。
最後に「また一緒に番組をやりたいですね。」なんて感じで、マイ自転車と共にメーテレを後にした。
そして、そのわずか1ヵ月後、まさかその話が実現するなど、予想もしていなかった。
10月の番組改編で『スポケン』が60分に拡大、伊集院光さんを再びMCに招くこととなったのだ。
今度は私が仕事の依頼で伊集院さんの下へ。
会った瞬間、伊集院さんの顔には満面の笑み。番組への復帰を熱望していてくれたのだ。
私はほっと胸をなでおろした。
新スポケンは伊集院光と共にさらにパワーアップして地元アスリートを応援していきます。
ちなみに伊集院さんのMC復帰のコメントを番組ホームページに掲載しています。ぜひご覧下さい。
ディレクター:H
2012年06月01日[金]
「生でみる」
5月21日の朝、見ましたか?金環日食。
いつもより少しだけ早起きして、薄曇りの空模様を恨めしく思いながらも、祈りを込めて、東の空を見つめていました。その甲斐もあってか、完全な金環を結ぶ時間には、雲が切れ、美しい天体の神秘を拝むことができ、心底自然の美しさに魅了されました。
メ~テレでも、「ドデスカ!」ではその歴史的瞬間をとらえるべく、視聴者の皆さんにより実体験に近く、いろいろな見方など工夫を凝らして、中継をしていました。
しかしながら、気がつくとテレビよりも生でその瞬間を見たいと家の外まで出ていました。自らの生業を否定するつもりはありませんが、テレビで見るのとは全く違い、朝の空気の中、風がそよぎ、街中がざわめく感じなど、この場所、この瞬間でしか感じられない感覚でした。
そのとき考えたのは、この感覚は、スポーツに通じるものがあるのではと…
私たちスポーツ部は、アスリートたちの強く、激しく、美しくプレーする姿を、スタジアムの熱狂や歓喜とともにお伝えするのが、最大の使命だと思って、日々取材や番組制作に取り組んでいます。視聴者の皆さんが、アスリートやチームのどのようなプレーや瞬間を見たいのか、そのプレーをどのように見せるのか、そのプレーに至る日々の努力の過程をどのようにお伝えするかなど、スタッフがアスリートたちとのコミュニケーションや番組制作の経験の中から、工夫を重ね、技術の限りを駆使して。
でもスタジアムでの臨場感には、残念ながら及びません。
最近、スポーツ関係者との話題の多くは、観客が減り続けている現状を嘆き、その対策に苦慮する声です。
それに対する私たちの答えは、強く、激しく、美しいストリートたちをその目で見るためにスタジアムに足を運んでみようと視聴者の皆さんが、思っていただくようにスポーツ報道や番組制作に取り組んでいくしかありません。
そして生のスポーツの現場に足を運んでいただき、地元にあるドラゴンズ、グランパス、FC岐阜、オーシャンズなどやフィギュア選手の生の姿に、魅力に、一瞬の煌きに触れて、感じて欲しいと思います。そうした応援や視線がアスリートたちの力になりますから。
最後に番組宣伝になりますが、今週末6月3日からいよいよ、サッカー・ブラジルW杯アジア最終予選が始まります。
会場に足を運べない方のため、テレビ朝日系列では臨場感あふれる映像で地上波完全生放送をします。ここはテレビで楽しんでいただければと思います。
P.S.ラグビー狂の一言として…
サッカーW杯もいいです。…が、2019年にラグビーW杯が日本で開催されるのは、皆さんご存知ですか?
そこに向けたラグビー日本代表の強化の場でもある「パシフィックネーションズカップ2012」が、来週6月5日(火)に名古屋・瑞穂ラグビー場で開催されます。太平洋を囲む、日本×フィジー、トンガ×サモアの4カ国が、初夏の夕方、熱く、激しく闘います。ぜひご観戦を。
スポーツ部長:K
2012年05月07日[月]
「験担ぎ」
『験担ぎ』にも人それぞれ、色々な種類がある
◆陸上・金丸選手の『金丸ダンス』
スタート直前に両手を広げてピョンピョン跳ねる動作
◆フィギュア・小塚選手の『くるくるポン』
演技直前に佐藤コーチに背中をさすってもらう
◆フィギュア・村上選手の『おまじない』
演技直前に、胸に手を当て、おまじないを呟く
他にも試合前は、必ず焼肉を食べるとか、必ず決まったアクセサリーを身に付けるとか
お風呂に入るとか・・・。
あ!バッターボックスに入る前に腕立て伏せ5回やる選手もいた!笑
例え縁起物だとは言っても、選手を落ち着かせたり、奮い立たせてくれる大切なもなのだ。
そこで、私が最近取材している、トヨタ自動車陸上部(長距離)の宮脇千博選手に
『験かつぎ』があるか聞いてみた。
ワクワクしながら返答を待っていると・・・
『赤い靴下です!』
予想以上に可愛らしい返答で、少し笑ってしまったのだが、試合のときは必ず履くそう。
これは高校時代からずっと続けている事らしく、試合前になると無意識のうちに赤を選ぶんだとか。
宮脇選手は、今急成長中で、ロンドン五輪出場が期待される選手。
彼の『赤い靴下』がロンドン五輪の舞台で見れるように願うばかり!
色々な選手の『験担ぎ』を見つけると、競技をより楽しめること間違いなし!
ディレクター:U
2011年11月07日[月]
「好きこそものの上手なれ」
紆余曲折を経て、約2年ぶりにスポーツ部に復帰することになりました。やっぱり、良いですね、スポーツって!!なんと言っても、熱い!!
取材する選手は皆、その競技に賭ける一本筋の通った人ばかり。取材している自分と重ね合わせて、自分自身を見直すことは、よくあります。というか、毎回…(笑)
アスリートを取材する中で、共通して感じること、それは「ポジティブ」。取材は決して、アスリートが成功を収めたときだけでなく、苦難の時も行います。取材されるのも嫌な時もあると思います。でも、そんな時も出てくる言葉は、前向きな言葉。なぜ、そんな考え方ができるのか?その理由は、ものすごく単純でした。それは…その競技が「好き」だから。
「好き」だから熱中できる、「好き」だから諦めない。その感覚、皆さんも分かりますよね?
自分に置き換えると、僕も純粋にスポーツでの仕事が「好き」なんです。辛いこともあります。眠たいときもあります(笑)でも、それ以上に熱くなれる、このスポーツの仕事にやりがいを感じています。熱くなれるからこそ、ヘコんだ時も「ポジティブ」になれます。
「好きこそものの上手なれ」僕も2年のブランクを取り戻すべく、これから「ポジティブ」に、「好き」なこの仕事、頑張っていきたいと思います!!
ディレクター:M
2011年09月28日[水]
「週末ごと」
職責柄、他のスタッフのように、現場で選手に直接取材することはほとんどありませんが、プロ球団フロントや協会役員の方々のお話を聞く機会は多くあります。小生と同様に現場とは少し距離を置いているものの、選手の活躍の場としての大会や競技環境の整備などに多くの情熱と労力を注ぎ込まれています。
例年、プロ野球ならすでにリーグ優勝も決まり、クライマックスシリーズや日本シリーズの話題で盛り上がる時期ですが、今年は東日本大震災の影響により、およそ一ヶ月後ろにずれたため、これからが佳境を迎え、その衆目を集めるに違いありません。ほぼ通年、世界を舞台での活躍する選手や代表チームをはじめ、長丁場のJリーグで注目を集めているサッカーは別としても、秋からシーズンがスタートするスポーツ、例えばバスケットボールやラグビーなど、の関係者ははっきり口には出されませんが、気が気でないようです。特に、このエリアには企業が支援するバスケットボール、ラグビー、ハンドボールなどの強豪チームは数多あるものの、なかなかニュースなどの俎上に上がらないのが現実。
小生宛てにシーズン初頭の記者会見や取材依頼などの案内を頻繁にいただきますが、放送時間が限られているテレビゆえに心苦しくもお断りすることも度々…
案内の内容をみれば、この地区では毎週末、なんらかの競技でトップカテゴリーの大会が開催されています。なんとか少しでも関係者の方々の熱意に報いるべく、ネタとなるきっかけを掴んで、スタジアムやアリーナの熱気を伝えようと、無力ながらも小生は、週末ごとせっせといろんな競技会場にこれからも足を運んでいきます。
スポーツの熱さや情報の発信源は、選手・チームが戦い、ファンが集うスタジアムであり、アリーナに違いありませんから。
追記、一(いち)ラグビーファンの思い…
小生はイラストのとおり、幼いころから大学までラグビーにどっぷりと浸かり、50歳を前に、未だに年に数回ゲームを楽しむラグビーマッドです。
残念ながら、今回のラグビーワールドカップで日本代表は予選プール最下位で終わりました、日本国内を興奮させることもなく、注目も集めることもなく。関わってきたものとしては、悔しいが、誤解を恐れずに言えば、期待外れではあったが、予想通りの結果で。
しかしながら、待ったなしで、8年後の2019年には日本でラグビーのワールドカップ開催は決まっています。これからは、期待と予想がひとつに、より一層の結果に求められます。ラグビーファンの皆さん、まずは地元チームを盛り上げ、選手・チームを後押しする力になりましょう、日本代表の強化につながるように。
スポーツ部長:K