2014年06月23日[月]
「さすが夢の祭典」
4年に一度の夢の祭典、FIFAワールドカップ。
日本と真裏のブラジルでの開催ということで、深夜~早朝に行なわれている試合を毎日睡眠不足になりながらご覧になられている方も多いと思います。
そんなワールドカップの関係で、2週間ほど系列応援でテレビ朝日に行ってきました。
夕方OAされているスーパーJチャンネルのワールドカップコーナーを担当。
その日の朝まで行なわれていた試合のハイライトを編集したり、珍プレー好プレーを探して編集したりしていました。
素材をプレビューしていて、1番衝撃だったのが画のバリエーション!!
やはり、夢の祭典!カメラ台数が半端じゃない!!
普段のJリーグの取材であれば、基本は上カメ&下カメの2台。
中継する場合でも、6~7台。
そことワールドカップを比べちゃいけないのでしょうが、
ワールドカップでは確か34台!(今資料が家にあり、うろ覚えです。すみません。)
それだけのカメラ台数ということで、
とにかく色々な画があり、良い画がたくさん撮れているんです!!
ネイマールなど注目の選手に関しては、
いわゆる「ネイマールカメラ」と呼ばれるその選手だけを撮っているカメラもあるんです。
使いたい画が多すぎました…。
尺が限られているので、編集する際にすごく悩みました…。笑
なかなか普段味わえないことなので、貴重な経験でした。
ディレクター:S
2013年12月02日[月]
「名古屋のレジェンド」
11月、野球界では中日ドラゴンズの谷繁選手が、選手兼監督に就任、井端選手の移籍、そして落合GMの誕生など話題に事欠かなかった。
そんな中飛び込んできた衝撃的なニュース。それが、名古屋グランパスのストイコビッチ監督の今シーズン限りでの退任だった。
選手として8年、そして監督として6年もの間、日本サッカー界で活躍を続けてきた、いわば、名古屋のレジェンド。ホーム最終戦には2万6千人を越えるサポーターが駆けつけた。
試合は惜しくもドローに終わったものの、試合後のセレモニーでは日本語でサポーターへ挨拶する姿が。
「私は皆さんを忘れません。また会いましょう。サヨナラ。」
“また会いましょう”
そこに込められた想いは…。
もしかしたら、また日本に戻ってくることがあるのかも!?
真相はまだ分かりませんが、ファンの記憶に刻まれたピクシーの特集を12月22日のSPOKENで放送します。是非、ご覧ください!!
ディレクター:M
2012年08月06日[月]
「でも・・・DFですから」
ケガや、コンディション不調などで、出場できない選手が多数出ている名古屋グランパス。前線の選手の不在に、指揮官が打った奇策はDF闘莉王選手の1トップ起用。最終ラインで守備の要となっていた、闘莉王選手。最前線で、今度はまさかの攻撃の要としてスタメン出場。奇策にもほどがあると思いたくもなるが、これが、はまってしまうから凄い。8月4日の神戸戦。1トップに入った闘莉王選手、試合開始わずか2分で先制ゴールをあげると、この日は、ハットトリックどころか、4得点と大爆発。
試合後のインタビュー、「一試合4得点っていうのは、初めてではないですか?」と質問された闘莉王選手。「俺、ディフェンダーですから」と苦笑いのような照れ笑い。そういえば、そうでした。すっかり忘れていましたが、ディフェンダーでしたね。超攻撃的DFといわれる闘莉王選手ですが、そのうち、めちゃくちゃ守備の巧いFWと言われる日がきたり・・・は、しませんね。
ディレクター:A
2012年04月30日[月]
文化の違い?
国際大会の取材現場では、取材陣のお国柄(?)というのが、出たりする。
先日行われたACLの名古屋vs天津での、中国のテレビクルーの動きには、ちょっとビックリした。試合前日の公式会見、いわゆる座りの(机を前にして、その机の上にマイクがずらりというあれです)お決まりのスタイル。
選手、監督、そして通訳が3人並んで試合に向けての抱負や、記者の質問に答えていると、怪しい動きをする中国のスタッフ。そう、マイクを1つしか用意していないからなのか、それぞれ喋る人が変わると、その度に選手、監督、通訳の座る机のところに歩いて行き、マイクの位置を移動させる。選手、監督、通訳の前に立ちはだかる形になり、当然スチールカメラにも、テレビカメラにも映りこんでしまう。そして、何より、喋っている選手にしてみれば、目の前に立たれて視界を遮られることは、心地いいものではないだろう。
しかし、当人は堂々たるもの気にする素振りすらない。それが、中国の強さなのか?と思ってしまった場面だった。
ディレクター:A
2012年01月30日[月]
「さらなる高みへ」
1月6日、2012年の初練習を行ったグランパスの藤本淳吾選手。
筋トレなどの軽めのメニューで始動した。
移籍1年目だった去年は、「フィットするまで時間がかかった。最初はちょっと遠慮しがちだった」とシーズン序盤は納得のいくパフォーマンスを披露できなかったという。
それでも徐々にチームにフィットし、正確なキックを武器に勝利に大きく貢献した。
「去年9得点9アシストだったので、今年はそれを上回れるように。
上回れる自信はありますし、やらなきゃいけないというのもある」と力強く話してくれた。
2年目を迎える今シーズン、個人の結果に加えて、チームを柱として支える思いも強い藤本選手。
「今年はスタートからしっかりチームにフィットして出来るので、自覚や責任感はあります。
中盤は自分が引っ張るというか、攻撃陣は僕と玉さんでやっていきたいという思いがある」
攻撃の核としてチームを牽引し、そして勝利へ。
その裏には、日本代表への強い想いがあった。
「チーム内での競争に勝って、代表でやりたいという想いは強い。
選ばれたり外れたりというのを繰り返しているので、そこでしっかり選ばれ続けるように。
常に質の高いプレーを心がけて、意識して、練習からしっかりやっていきたい」
グランパスで結果を残し、そして代表定着へ。
藤本選手のパフォーマンスに注目していきたい。
ディレクター:S
2012年01月16日[月]
「己を知る」力
1月、名古屋グランパスはチームのオフ期間。そのオフの期間、またもあの選手に「ああ、また見せ付けられちゃった、思い知らされちゃったな」と、思わされた。その選手こそ、楢﨑正剛選手。
日本サッカー界にこの人ありと言っても、恐らく過言ではない。グランパスでもう10数年間ゴールマウスを守り続けている守護神は、のんびりオフモードを満喫できる1月中旬、午前中の早い時間にクラブハウスに足を運び、黙々とトレーニングを行っていた。誤解を恐れず言うのなら、最もレギュラーポジションに近いはずの楢﨑は、いつも誰よりも貪欲だ。年末年始のオフ期間だけではない。ちょっとした中断期間でも、そして代表に参加していたときには、代表参加者に対して特例で与えられる休みにも、「ON」に向けて楢﨑は誰よりも用意周到に準備をしてきた。
それでも2011年、楢﨑は度重なるケガに見舞われた。ケガはアクシデントであり、避けられない。ただ、そのケガから楢﨑は、尋常ならぬ早さで復帰し、チームに貢献していた。シーズン終了後、楢﨑にそのことを聞いた。
「ちょっとくらい悪いのはしょうがない。我慢しているところは我慢している。(略)ただ自分が出来るか出来ないそれだけ。(略)あとは、どこまでプレーできるか判断できるし、判断できる経験がある。その匙加減はわかっている」(楢﨑)
「敵を知り、己を知らば百戦危うからず」
多分、楢﨑は誰よりも「己を知る」重要性を知っている。そして「己を知る」力に長けているのだろう(ただ一つ、自身のおやじギャグが意外と微妙だという事実に疎いこと以外は…)。
ディレクター:A
2011年12月19日[月]
「持っている男?」
去年5月にスポーツ部に異動になってから
ドラゴンズはリーグ優勝、グランパスは初のJ1制覇と
去年は名古屋が沸いた一年を間近に見ることができた。
小生はひそかに“持っている男”と思いこみ、
今年もこの勢いは続くのではないかと考えていた。
そうまさしくその展開となった。
まずはドラゴンズ
夏場までは勝率5割付近を行ったりきたりしているチームが
9月から怒涛の快進撃を見せた。
10月に入りマジック2となり優勝も間近。
しかし、ここから“持っている男”と思い込んでいた小生にとって
思わぬ出来事が続いた。
10月14日からの東京ドームでのジャイアンツ戦で優勝が決まると思い
優勝特番のスタンバイで小生も東京へ向かう。
しかし・・・・。
この間、ビールかけの生中継などをするために小生をはじめ技術さんは
中継体制を毎日とって待っていたが、なんと3連敗で無駄骨となってしまう。
(テレビ朝日の技術さん、毎日中継の準備ありがとうございます)
しかし、2日後に横浜戦で引き分け、初のリーグ連覇を成し遂げ
オレ竜の集大成となった。
やはり小生は“持っている”なと再び根拠の無い自信を取り戻した。
今度は日本シリーズ。第7戦までもつれ込み勝ったほうが日本一。
当然小生も博多に優勝特番のために駆けつけた。
ところが!
ドラゴンズが最後の大一番で負け日本一を逃すとともに
またもや小生の自信もぐらつき始める。
なんの今度はサッカーだと気合を入れなおし、グランパスを応援。
今年のJ1は最終節に勝ち点2差で3チームが優勝を争う大混戦。
最終節でグランパスの逆転優勝だと信じ、
また優勝特番の中継のため東京に向かう。
系列のテレビ朝日のスポーツ局で柏・名古屋・G大阪の3試合を
テレビを横並びにして観戦。
しかし奇跡は起きなかった。
グランパスは勝ったが、柏も勝ちJ1初優勝を決めた。
ここで小生の自信は完全に崩壊。
だが、全国あまたにいるスポーツ記者の人達の中で、
サッカーも野球も優勝争いをしているチームを取材できるということは
幸せなこと。
来年もこの幸せな状況が続くことを願いつつ、
さらに“持っている男”として復活できるようにがんばりたい。
デスク:T
2011年08月29日[月]
「ジャンケン」
緊迫する試合の中で、選手の素顔がちらりと見えて少し笑えることがある。
8月28日(日)Jリーグ グランパスvs甲府 の試合。
相手に先制されたグランパスは後半32分、玉田がゴール前、飛び込んで同点とする。さらにその2分後、ブルザノビッチのシュートを相手ゴールキーパーが弾いたところに、ケネディが詰めて逆点ゴール。これでグランパスは、完全に流れを掴んだ。
そして、前半ロスタイム。さらに、グランパスに絶好のチャンスが訪れる。ゴール前、いい位置でのフリーキック。プレースキックの名手が揃うグランパス。ボールのセッティング位置には、玉田、藤本の姿があった。なにやら、身体を寄せ、頭を寄せあった二人。おもむろに始めたのは、《最初はグー、ジャンケンポイ》。パーを出した玉田に対して、藤本はチョキ。思わず、がっくりと藤本の背中に頭をくっつけた玉田、シュンとしてその場を離れた。
してやったりの藤本は、そのフリーキックを鮮やかに決めた。さらに、後半にも1点を決めた藤本。この日、やはり藤本は「モッテいた」のだろう、玉田とのジャンケンを制した時点で。
ディレクター:A
2011年05月02日[月]
こちらの腕前も・・・
グランパス・永井謙佑選手。ここまでACLで2得点の活躍。圧巻のスピード、決定力、大物ルーキーぶりは目を見張るものがある。
その永井選手、「モッてる」のはサッカーじゃないということを、見せてくれた。それは、オフ、釣堀に行ったときのこと。普段は、海釣り、「釣堀」はほぼ初体験。さらに、夕方からのつり始めとあって、釣堀のご主人は「いやあ、初心者の方ですか・・・。今日は朝寒かったりしたから、今の時間からは釣れないと思うんですけどね~」。
最初は、餌をもっていかれてばかり、「悔しいなあ」「負けず嫌いが出る」とぼやいていた永井選手。が、そこは「モッている」ルーキー。見事、へらブナを釣り上げ一言。「俺、初心者じゃなかったかもしれない。初心者は釣れないって言ってたもんな、おじさん」と、かなり得意げ。
でも、裏話をすると、一緒に行った田口泰士選手も同じくほぼ初体験ながら、2匹を釣り上げていたんですけどね・・・・。
ディレクター:A
2011年04月04日[月]
「春」
いよいよ4月、新年度を迎えました。
メ~テレは今年49歳、来年はいよいよ節目の50周年を迎えます。
「春」といえば、テレビ番組の改編時期。この春、メ~テレもいくつかの番組をリニューアルして、パワー全開で放送しています。
特におすすめは、朝の情報番組「ドデスカ!」。地元にこだわった地域情報に加え、野球・サッカー・フィギュアといったスポーツニュースも満載ですので、是非ご覧ください。
勿論「SPOKEN!」もお見逃しなく!
他に「春」で連想するものといえば、、そう「桜」です。すでに東海地方も開花が始まり、メ~テレのとなりの東別院も桜が咲いて綺麗ですよ。皆さんの中にも、すでにお花見を済ませた方もいらっしゃるかと思いますが、まだお花見をしていない、桜を見ていないという方に、桜のおすすめスポットをお教えします。
場所は岐阜県各務原市の新境川堤。サッカーJ2のFC岐阜の練習場が近くにあり、私も取材でこの地を訪れるのですが、ここの桜は超おすすめです!JR那加駅、名鉄市民公園前駅から徒歩すぐの場所に名所の市民公園があり、ここは出店があって多くの人で賑わっています。市民公園周辺だけでなく、新境川沿いには多くの桜が咲いていますので、ドライブやサイクリング、ウォーキングもおすすめです。
ちなみに、この「新境川堤」は日本さくら名所100選の一つです。新境川の両岸に沿って並ぶ桜の木は「百十郎桜」と呼ばれるソメイヨシノで、約1,200本あるそうです。
東日本大震災の影響で、Jリーグはただいま中断をしていますが、FC岐阜の選手たちは来るべきリーグ戦再開に向けて精力的に練習に取り組んでいます。FC岐阜の練習見学とお花見をかねて、各務原市の新境川まで足を運んではいかがでしょうか?
そして桜のシーズンが終わると、いよいよJリーグの季節です。FC岐阜のホームスタジアム長良川競技場も今シーズンリニューアル。開幕戦は惜敗しましたが、リーグ戦6位以内を目指して、熱い試合を見せてくれるはずです。是非新しくなった長良川競技場へFC岐阜の応援に行きましょう!
ディレクター:K