2010年09月21日[火]
「偶然の再会」
最近、担当競技であるラグビーの取材に足を運ぶ日が多くなりました。
9月4日にラグビートップリーグが開幕し、密かな熱気を帯びています。
今年こそ悲願のトップリーグ制覇を狙うトヨタ自動車ヴェルブリッツが
絶好調!ここまで3試合を終え、負けなしの3連勝中なんです。
朽木新監督、中山主将のもと、「考動~心をひとつに、力をひとつに~」を
合言葉に必死に戦っている姿は、今までのトヨタには感じなかった「力強さ」があり、何だかこっちまで勇気をもらっているような気分になります。
皆さんも是非会場に一度、足を運んでみてください。
その会場で先日、「(取材に)来てますね~ご無沙汰してます!」と
筆者に挨拶して下さった方がいました。
ショートトラック元日本代表の寺尾悟さんです。
筆者は今年3月の引退レースで取材をして以来、
およそ半年ぶりに偶然の再会となりました。
競技生活から次の人生を歩んでいる寺尾さんは元々トヨタ自動車の社員。
かつては「トヨタの顔」と言われていた寺尾さんが
今度は仕事として豊田スタジアムにいる姿を見て、
不思議な気分になったのは筆者だけか・・・???
「いや~今日は大変で。都市対抗野球は東京でやっているし、
僕は午前中にソフトボールに行ってさ、午後からラグビーに来てね。ああ忙しい」
寺尾さんの職場はスポーツイベントに関わる業務がメインだそうで、
観客集めや来賓の対応、またトヨタの各部活動の応援など
週末にもなるとたくさんの仕事があるそうなんです。
我々の仕事とほとんど一緒なんですね。
それにしても現役の時から変わらない爽やかな笑顔が印象的でした。
引退すれば少しは体型が変わるものなのに、全く変化なし!!
これにも驚きました。
寺尾さんはこうして仕事をしながらも、
ショートトラックとのパイプはしっかりと築いています。
ナショナルチームのコーチとして後輩たちの指導も行っていて
翌日(5日)からはコーチになって初めての北海道合宿に行ってきます!
と言っていました。まさにハード…。
ラグビー取材の傍らで、筆者にとって嬉しい再会。
貴重な一時を過ごすことができました。
ディレクター:Y