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spoken!
2007年7月

2007年07月31日[火]

「祭り」の終わり そして始まり

愛知大会決勝がようやくきょう行われる。当初の予定より三日遅れでの開催だ。天候不順のため夏休み前に予定されていた予備日は東海3県のどこかしらで発生し、29日まで試合が行われない日がなかった。その予備日や雨天用に準備していたVTRが4本「お蔵入り(放送なし)」となってしまった。

ここまで、三重・宇治山田商、岐阜・大垣日大と優勝候補の筆頭がともに代表の座をゲットした。今年の愛知の決勝は「愛工大名電 対 中京大中京」という愛知を代表する名門同士の対決。意外な事に決勝でのこの顔合わせは17年ぶりという。名電の3連覇か中京が3年ぶり25度目の優勝を決めるのか。いずれにしろ、とても興味深い決戦だ。

今年、高校野球番組(中継を除く)のチーフを務める小生だが、台風に始まり愛知の強豪対決で幕をおろす弊社の「高校野球祭り」。長かったようで短く、予定されていた休息日もなくなり、あんなに辛かったはずなのに、いざ終わるとなると何か寂しい。どんな類の「祭り」でも、その終わりは必ずといっていいほど、こんな気持ちになる。不思議だ。

小生はこの地方予選が終わると、すぐに大阪へととぶ。8月8日から始まる甲子園番組、「熱闘甲子園」の応援のためだ。そう、代表校の戦いは終わってはおらず、本番とも言うべき、もう一つの夏が始まる。高校球児の熱い夏はまだまだ続く。そして私の2007夏もこれからが本番なのかもしれない。

ディレクター:N

2007年07月25日[水]

熱闘!高校野球 「ドスむらさき王子」と古関裕而先生

夏だ!高校野球だ!!メ~テレスポーツにとって高校野球は1年を通じて最大の「祭り」である。甲子園を目指す高校球児たちの熱い戦いを、お昼の「めざせ甲子園」で速報し、胸を熱くする熱戦のドラマを深夜の「甲子園への道」で連日放送している。
特に全国屈指の激戦区、出場184校の愛知では、雨の影響で日程がズレ、優勝するためには24日から地獄の6連戦という過酷なスケジュールとなった。ところが、昨日行われた「栄徳×豊明」の試合が延長15回引き分け再試合になったため、さらにスケジュールは遅れ、決勝は30日(月)の岡崎球場になった。(当初予定は28日のナゴヤドーム)この7日間は球史に残る激闘が繰り広げるにちがいない。皆さんに感動をお届けしたい。

取材スタッフは毎日の取材でみな真っ黒に日焼けしてきた。その中でもひときわ異彩を放つのが、T君だ。とにかく黒い。いや黒いというよりも、なんというか「ドスむらさき色」なのだ。彼は私がスポーツ部に来るずーっと前からたぶん10年以上にわたって高校野球を取材し続けている男なのだが、後輩から「黒い、黒い」とネタにされても全然こたえることのない鉄人である。T君を「ドスむらさき王子」と名付けよう。

長くなるが高校野球でもうひとネタ。夏の甲子園で歌われる名曲「栄冠は君に輝く」。メ~テレスポーツでは高校野球の総決起集会でこの曲を歌い気勢を上げる。「くーもーはーわーきーひかりあふれーてー…」
作曲者は福島県が生んだ偉大な作曲家、古関裕而先生だ。私は古関先生を尊敬している。タイガースの「六甲おろし」のみならず巨人軍の応援歌「闘魂こめて」さらには「東京五輪行進曲」から「イヨマンテの夜」までその名曲は数知れない。一番すきなのは NHKラジオの「昼のいこい」のテーマ曲だ。ラジオ・テレビの黎明期に多くの名曲を残した。
「栄冠は君に輝く」はメ~テレの携帯サイトからダウンロードできます。ヨロシク!!

スポーツ部長:N

2007年07月17日[火]

オールスターゲーム

先週行われた、メジャーリーグのオールスターゲーム。イチロー選手の活躍に胸躍らせた人も多いのではないでしょうか。
そして、日本でも今週の金曜日からオールスターゲームが始まります。ドラゴンズからはファン投票で選ばれた福留選手、井端選手らが出場の予定ですがパ・リーグのファン投票では異変が起きました。現在5位と決して好調とはいえない楽天からナント8人もの選手が選ばれたのです。この結果に一部から組織票があったのではないかとの声が聞かれましたが、皆さんはどう感じたでしょうか?確かにオールスターゲームといえば一流選手が最高のプレーを見せる舞台。何の実績も結果も出していない選手が出場するのはどうかと思う人もいるでしょう。ただ、ファン投票つまりファンが選んだという事実はとても大きいような気がします。

そんな中、信じられないような話をひとつご紹介します。今年のオールスターゲーム第2戦は仙台で行われるのですが、中間発表の時点でDH部門でトップを独走していた楽天の山崎武司選手がチームメイトも選ばれるようにと一生懸命、投票用紙に記入していたというのです。僕は実際にその姿を見たわけではありませんので本当かどうか分かりませんが、ただ、地元のゲームに地元の選手を!という熱い想いが伝わってくるエピソードではないでしょうか。ファン投票の1票にはそんな熱い想いが込められていると思います。

日本を代表するプロ野球選手が普段とはまったく違い、己のために勝負を繰り広げるオールスターゲーム。小さなことに囚われず熱い戦いを心から楽しみたいですね。ちなみに僕がもっとも楽しみにしているのはドラゴンズ時代から親交のある楽天の鉄平選手が初めて出場するオールスターという大舞台で何を見せてくれるのかということです。

ディレクター:T

2007年07月10日[火]

ゴルフ・石川 遼

名古屋市内で行われた日本アマチュアゴルフ選手権の取材をした。
例年であれば注目が集まる大会ではないが、高校一年生・15 歳、石川 遼の参戦で俄然ヒートアップする、はずだった…石川の初日は8位、ところが2日目に+5を叩き予選落ちとなってしまったのだ。プロツアーで最年少優勝を果たした石川だが、去年の日本アマは91位で予選落ち、今回の結果にも筆者はさほど驚きはしなかった。

女子の人気に比べ、今ひとつの男子。スター誕生を待つ男子ゴルフ界には石川の出現はうれしいことだし、ゴルフ好きの私も微笑ましく思う。他方、メディアの過熱な取材合戦も危惧する。報道することはもちろん大切だが、まだ15歳。何もバリアを持っていないのだ。予選落ちが決まった後の共同会見、予定より1時間遅れで会見が始まった。気持ちを落ち着かせるための辛い一時間だったと思う。そんな中、場内に現れた石川は「すみません。お待たせしました。」小声だったがはっきりと聞こえた。何かきっかけがあれば泣き出してしまいそうな気持ちをぐっと抑えて会見を続けていた。

前日の会見で「笑顔をたくさん出すことが出来れば皆さんに喜んでいただけますから」と、石川。それを聞いてあることを思い出した。ミキティスマイルといわれた安藤美姫。不調の中にいた彼女はそれでも周りに笑顔を見せていた。「あの時は、つくり笑顔をしていました。それがプレッシャーでした‥」と、あとに語ったことがある。

石川にプレッシャーを与えたかどうか分からないが(与えているだろう…)
だからスポーツ取材は難しい。

ディレクター:K