放送内容

2017年07月07日放送

「早稲田実業 清宮の高校通算100号の舞台裏」 ~至学館高校と享栄高校の2校に迫る~

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~至学館高校~

去年の秋季大会では、4度のサヨナラ勝ち
「ミラクル至学館」と呼ばれ
春のセンバツに初出場した

さらにこの春、初の東海王者に輝くなど
その勢いはとどまることを知らない

至学館の強さの秘密
それは「考える野球」

創部以来チームを率いる麻王監督は
「選手の自主性」を最大限に生かし
「考える野球」を徹底させている

トレーニングメニューを決めるのは選手自身
その日のコンディションに合わせ、考えさせる

「考える野球」は試合中のベンチでも
一人もくもくとメモをとる部員

監督のアドバイスを忘れないようにと
メモを取り選手間で内容を共有している

さらに個人の野球ノートも存在する
3年生・川口の6月のノートには
こう書かれていた

「喜び」清宮を抑えることができた・・

6月4日 小牧で行われた招待試合
相手は高校通算100号に王手をかけた
清宮擁する早稲田実業

その先発を託された、川口
変則フォームが売りの左サイドスロー
打たせてとるピッチングが持ち味で
至学館の2枚看板のうちの一人だ



「清宮くんの時は緩急をうまく使えば
変化球をひっかけるかもしれない
というのがあったのでスライダーをゆるく投げて
ゴロをうたせるイメージで投げた」

得意球スライダーでゴロを打たせていく
ただ投げるのではなく、投球フォームも工夫を加えながら
世代最強スラッガーに立ち向かっていった

~川口のノート~
「少し下から投げたり上から投げたり、
バッターが嫌がるような投球ができた」
「早稲田実業の強力打線に投げて学んだことを
今後にいかしていきたい」

至学館のモットーである「考える野球」を見事
ピッチングで示した川口
清宮を3打席ノーヒットに抑えた

育ち盛りの高校生
考えれば考えるだけ成長する!

至学館がこの夏の頂点へ

~享栄高校~
私学4強の一角としてその名をとどろかせ
夏の甲子園出場8回を誇る名門野球部だ

しかし1995年を最後に勝てない日々が続き
20年以上もの間
夏の愛知大会優勝から遠ざかっている

先輩たちの悔しさを背負い挑む
今年の享栄のチームカラーは・・

「僕たちチビッコ火の玉軍団です」

チームを率いる柴垣監督が命名した
「チビッコ火の玉軍団」

柴垣監督
「レギュラーになると予想していた子の
身長があまりなかった
とにかく小さいけど、相手に向かって
火の玉のごとく戦いを挑む」

今年のレギュラーは
身長180センチ台の選手が一人のみ
小柄な子が多い印象だが
決して彼らをあなどることはできない

実は新チーム結成以降、選手たちは
ウェートトレーニングを欠かさず行ってきた!
たゆまぬ努力の結果
筋力が大幅にアップし鋼の肉体へと変貌していく

打球の力強さも増しチーム打率は.359と猛威を振るう

「小さいから野球ができないわけじゃない
みんな力があって、
ただ身長が小さいっていうだけなので
最終的には勝った方が強い」

6月4日 早稲田実業の招待試合
夏の本番を前に、自分たちの力を試す
絶好のチャンスが訪れた

ちびっこ火の玉軍団は試合序盤から躍動し
11安打5得点の猛攻

享栄のエース早矢仕もボールを低めに集めるピッチングで
強打を誇る早稲田実業を抑えていく
無失点のまま9回、清宮に打席が回ってくる

早矢仕投手
「ストレートがちゃんと通用するか最後に試したかった!」

怪物に挑んだ真っ向勝負
しかし、初球を完璧にとらえられた
許した高校通算100号ホームラン

早矢仕投手
「悔しいですね
(試合後に)ナイスピッチと言われた 
僕もナイスバッティングと返しました
また甲子園でやろう!と話しをしました」

ただそれでも、享栄は早稲田実業から
勝利を手にして夏への手ごたえをつかんだ

全国屈指の強豪を破った自信を胸に
享栄が22年ぶりの甲子園出場へと突き進む