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2018年 8月の記事
2018年08月30日[木]

自衛隊派遣と隠蔽体質

 「派遣される場所は安全だ」を根拠に派遣され、危険にさらされたのは、自衛隊だけではありません。自衛隊が海外に派遣されるよりも前に民間の輸送船が危険な体験をしていました。湾岸戦争の際、日本政府が派遣した民間の輸送船がミサイル攻撃にさらされ、その事実が極秘として隠されていたのです。23日放送のテレメンタリー2018「葬られた危機~イラク日報問題の原点~」(午前4時29分)では、その後の自衛隊海外派遣へとつながったミサイル攻撃秘匿の背景を探り、政府の「隠蔽体質」に迫ります。
 当時の事情を知る人は現在80歳を超えます。人から人へとたどり、当事者を探しました。特に印象的だったのが、当時、船の派遣にかかわった元官僚の戸田邦司さん(83)。「覚えていない」を理由に取材に応じてもらえず、やっとこぎつけた取材でも我慢くらべが続きました。
 質問に答えない、話をそらす。国会答弁で鍛えられた「かわす」技術は健在。裏を返せば、覚えているということです。少しずつ、当時の話を聞き出したものの、残りは10分。このままでは会社に戻れない……。繰り返し事実について問うと、ついに「知らせないで済むことは知らせない」と言い放ちました。「高級官僚の本音」が出た瞬間でした。(依田恵美子ディレクター)

湾岸戦争でペルシャ湾に派遣された民間船の船員

湾岸戦争でペルシャ湾に派遣された民間船の船員

※朝日新聞名古屋本社版 2018年8月22日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。

 

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