生中継は4秒差!?
メ~テレ朝の情報番組「ドデスカ!」(毎週月~金曜午前6時)でこの秋から、新コーナー「踊ろう!ウルフィ~ズ」が始まりました。
午前7時半ごろ、「ウルフィダンスはっじまるよ~」のかけ声とともに生中継がスタート。東海3県の各地におじゃまして市町村の特徴やイベントなどを紹介し、最後にみんなでダンス。子ども、大人、時にはご当地キャラも登場し、東海地方の朝を元気に楽しく盛り上げています。
中継といえば、大掛かりな機材車を想像しがちですが、この中継は違います。主な機材は、リュックサックに入るサイズの伝送装置とカメラだけ。現場の映像、音声は携帯電話の電波を使って送っています。みなさんが電話やメールをしたり、音楽や動画をダウンロードしたりするのと同じ電波で中継を行っているんです。
そして実は、中継現場ではテレビの前のみなさんより、4秒、早く踊っています。
仕組みはこうです。公衆回線で中継を成立させるためには限りある回線の伝送量を有効に使う工夫が必要。映像、音声データは伝送装置で極力小さくして現場から本社に送ります。その作業をするのに、ダンス中継なら基本4秒かかるのです。あなたも、中継に参加して、誰よりも早く踊ってみませんか?(豊吉公彦ディレクター)
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リュックサックを背負い中継をするスタッフと大塚奈央子アナ(右
※朝日新聞名古屋本社版 2014年11月19日掲載 / メ~テレ・朝日新聞社に無断で転載することを禁じます。