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石神愛子の あい ことばみんなを愛し愛されるように…との願いが込められた「愛子」という名前。 周りを幸せにする「あい」を合言葉に多くの人と出会い言葉を綴ることで、皆さんと相思相愛になれたら…と思っています。

丁寧に…!

2016/05/27

いよいよ伊勢志摩サミットが開幕しましたね!
私も期待感に包まれる各地を、開催前から取材させて頂きました。
先日訪れたのは三重県四日市市の窯元「醉月陶苑(すいげつとうえん)」です。
作られているのは・・・

ずーっと見つめてしまう不思議な魅力・・・

ずーっと見つめてしまう不思議な魅力・・・

じゃーん!「萬古焼」です!
独特の風合いに、鮮やかな絵付けが美しい水差し。
職人の技が織り成す日本が誇る伝統工芸品です。

黒とも茶とも言い表せぬ深い色合い。
持ってみると、手にしっとりと馴染みます。
土作りから、釜焼きの温度など、細部に至るその全ての工程で
経験に裏打ちされた職人の技が光ります。
正直、芸術的・美術的な知識は全くないですが、でも分かる!見ているだけで感じる訳です!!

今回、生まれて初めて「ろくろ」で茶碗を作らせてもらいました!

少し気が緩んだだけで、ぐにゃり・・・(笑)

少し気が緩んだだけで、ぐにゃり・・・(笑)

とってもなめらかで、ひんやりとした土が気持ちよかった!
この土をこねてくせを無くす「土殺し」という作業が最も難しいそうです。

左から清水潮さん、醉月さん、石神、きし代さん

左から清水潮さん、醉月さん、石神、きし代さん

三代目清水醉月さんは、このサミットをきっかけに多くの人に萬古焼の良さを知ってもらいたいと
熱く語っていました。
醉月さんが萬古焼と向き合ってきた時間は半世紀。
一つのことを真っ直ぐにやり抜く職人とそのご家族の心意気に感激しました。

萬古焼は、釉薬を使わず焼き締める為
お茶の渋み成分を吸着し、味をまろやかにすると言います。

取材の合間、奥様で絵師であるきし代さんが萬古焼の急須でお茶を淹れてくれました。
心に染みる美味しさでした。
何より、美しい茶器で丁寧にお茶が注がれていく時間が、
うっとりするほど優美でとても心地良かったです。

心と手間を十分にかけ、ゆっくりと味わう。
時、人、そしてモノに「丁寧」に向き合い続ける豊かさを
お茶を一口味わうごとにじわりじわりと学びました。

もしかしたらそれは日本人が古来から大切にしてきた
世界に誇れる感覚なのかも知れませんね。

このサミットをきっかけに日本が誇る素晴らしい「丁寧」が沢山世界に発信されるといいなぁ。
そしてこの感覚を私自身も大切にしたいと思った一日でした!