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山田洋次監督が50周年に描く「家族」とは?

2013/01/07
担当: 神取 恭子

「これは、あなたの物語です。」
このキャッチコピーは、まさにその通りだと、映画を見て感じました。
瀬戸内海の小島で暮らす平山周吉と妻のとみこが、子供たちに会うために東京にやってくるところからお話が始まります。
郊外で開業医をする長男、美容院を経営する長女、舞台美術の仕事をする少し頼りない次男。
久しぶりに会う息子、娘、そして孫たちとの何ともいえない距離感。
お互いを思いやりつつも、生活のリズムが違いすぎて、少しずつ溝が出来ていく。
私が一番切なくなったのは、子供たちが良かれと思って用意した高級ホテルで、周吉ととみこが所在なさそうにたたずむシーン。
レストランで二人並んで慣れないフランス料理を黙々と食べるところなんて、切ないを通りこして涙が出ました。
こういったシーンでは自分の親を思い出し、反省したり…。
長女の立場になって、共感したり…。
「これは、あなたの物語です。」
誰もが誰かを自分に当てはめて見られる、「さすが!山田洋次監督!」(ひいては「東京物語」の小津安二郎監督!)という作品。

そして、久々にこと細かな演出をされたというのは、周吉役の橋爪功さんととみこ役の吉行和子さん。
この大べテランお二人にお話を伺えるだけでも幸せですが、お二人が話してくださる山田洋次監督の様子もとても貴重なものでした。
橋爪さんは背中を丸めるように監督から言われたため、体がガチガチになってしまい、マッサージ店へ。
しかし、偶然、山田監督と同じお店だったため、いつ出くわすかと思うとまったくリラックスできなかったそう…。
夫婦役を演じるのは映画だけでも3回目というお二人の和やかなインタビューは昨年末に放送しましたが、まだまだ面白い話がたくさんあります。
詳しくは、1月19日(土)の「昼まで待てない!」をご覧ください!

皆様、あらためまして、本年もよろしくお願いいたします!
年明け早々インタビューの嵐で大忙しですが、うれしい悲鳴です~。
今年もじゃんじゃん俳優さんたちの素顔を引き出しますよ!
どこよりも分かりやすい映画情報は「昼待て!」をご覧ください♪


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