名古屋テレビ

  番 組 審 議 会 だ よ り 

 
このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき 名古屋テレビ放送の番組審議会の議事の概要をお知らせする ページです。
名古屋テレビ放送の番組審議会委員は11名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放 送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。

名古屋テレビ放送では、番組審議会でのご意見を、毎月第1土曜日の午前6時45分から放送する「オンブズ11」の中でもご紹介していますのでどうぞご覧ください。
 
平成12年度放送番組審議会委員(敬称略)~11名~
委  員  長 塩 澤 君 夫 (名古屋大学名誉教授)
副 委 員 長 楠 田 堯 爾 (弁護士)
委      員 関 谷 崇 夫 (名鉄副会長)
磯 部   克 (日本ガイシ副社長)
石 塚 正 孝 (JR東海専務)
木 全 純 治 (シネマスコーレ支配人)
小川クリスティーン (金城学院大学客員助教授)
赤 塚 行 雄 (社会評論家)
伊豫田 静 弘 (知立市文化会館長)
足 立 邦 彦 (エヌ・ティ・ティ・ドコモ 東海社長)
高 田 弘 子 (都市調査室代表)




  第420回
名古屋テレビ放送番組審議会
 
開  催  日 平成13年1月17日(水)
出 席 委 員 委  員  長 塩 澤 君 夫
副 委 員 長 楠 田 堯 爾
委      員 関 谷 崇 夫
磯 部   克
木 全 純 治
高 田  弘 子
伊豫田 静 弘
足  立  邦  彦 
石 塚  正 孝
小 川  クリスティーン
 
~以上10名~






 議題  ・ 局側の事業報告
  ・ テレメンタリー『31年目の絆~酒と覚せい剤を越えて~』について
  ・ 放送番組全般について
  ・ 平成13年2月以降の放送番組についての説明
  ・ 事務局報告その他




議 事 の 概 要
◇ 事業報告(桑島社長)
   
  ①名古屋テレビが21世紀にあたり中期経営計画を定めたこと。
 
②今秋、南山大学と共同で「マスコミ講座」を開設すること。
③地上波デジタル放送のために必要となる、アナログ放送の周波数変更費用を国費でまかなうことが来年度予算に計上されたことなどが社長から報告された。
  ( 以 上 ) 
 
 
 
 




◇ テレメンタリー
『31年目の絆~酒と覚せい剤を越えて~』についての審議
 番組は平成12年12月3日(日)の深夜1時から30分間放送された作品で、アルコール依存症であった父親と、覚せい剤取締法違反で刑期を終えたばかりの31歳の息子との、生活ぶりを追ったドキュメンタリー。委員からの主な意見は次のとおり。
   
自分の本名で、顔も家も隠さずに出る親子の勇気に感動した。こういう行動がアルコール依存症や覚せい剤中毒に落ち込んでいる人に励ましを与え、立ち直る勇気を与える番組となっている。個人ではなく家族で更正の道を歩んでいくのにも感動した。
幅広い取材と長期にわたる粘り強いカメラワークで、ドキュメンタリーの基本を守っている。取材対象にも恵まれたと思う。控えめながら、観る人を考えさせる番組であり、観た人にとっては考えれ幅を広げる番組となっている。
取材者が画面に登場せず、インタビュアーの声だけでは、取材者の立場がどこにあるのかが分からない。これだけ多くの質問をオフでするのなら、初めから取材者が画面に登場したほうがいい。取材者がこういう親子をどう見たか、刑務所やリハビリ施設で感じたことなどを、画面に出て伝えたほうが良かったのではないか。
アルコール依存症を表現するために、氷の入ったグラスが倒れるシーンがあったが、この番組においては想像するカットや再現シーンは、かえって不自然さを覚える。
女性ディレクターらしいデリカシーに包まれた全体の描写の中で、再現シーンが浮き立って見えてしまい、不要だと感じた。
普段あまり目にすることの無い刑務所の風景やそこに収監されていた息子と父親の会話など、なかなか迫力のある作品だ。家族を描きながら、なぜ母親が出てこないのか。母親を含めて描けば作品にもっと厚みや深さが出たのではないか。
人が育っていく中で、家庭がいかに大切かを訴えている作品である。家庭を預かる人たち、特に主婦に見てもらいたい作品だが、日曜日深夜の1時という放送時間には納得いかない。
 
以上のような意見が出されました。
 
 
以上が審議の概要です。




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