【:2009年10月分:】
 このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
 名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
 名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時35分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
2009年度放送番組審議会委員(敬称略)
~8名~
委 員 長 佐分晴夫 (名古屋大学理事・副総長)
副委員長 谷川憲三 (株式会社第三銀行代表取締役会長)
委 員 岩田義文 (イビデン株式会社代表取締役会長)
小林かおり (同朋大学文学部教授)
春名幹男 (名古屋大学大学院国際言語文化研究科教授)
北村明美 北村法律事務所弁護士
加藤太郎 日本ガイシ株式会社代表取締役副社長
和田伸一郎 中部大学人文学部コミュニケーション学科専任講師
第508回 名古屋テレビ放送番組審議会
開催日 平成21年10月14日(水) 15:30~17:00
委員長 佐分晴夫
副委員長 谷川憲三
委 員 岩田義文
小林かおり
北村明美
加藤太郎
和田伸一郎
~以上7名~

議事の概要
(1)業務報告
  1. 上半期視聴率報告と10月改編について
  2. 「第15回プログレス賞」最終審査報告

(2)9月10日、10月1日放送「いきなり!黄金伝説。」審議

委員の主な意見です。

  • さすがに長寿番組だけあって、テンポがあり好感が持てる番組。
  • 仕事に疲れて帰った人が何も考えずにボーっとして見られる番組。
  • 節約や無人島企画は大変面白い。
  • 戦国時代の生活に挑戦した草彅剛はユーモラス、さわやかで良かった。
  • 草彅企画は、イメージとのギャップが面白かったが、映画の宣伝とわかり興ざめした。
  • 内容が若干いいかげんなところがあるが、許容範囲。
  • 適確なナレーションで周辺の雑学を伝え、参考になる。
  • 山の手沿線のグルメ情報は参考になった。
  • ただ食べるだけで3時間というのは、同じような場面の繰り返しもあり、もう少し工夫が必要だ。
  • 今の経済・食糧事情からすると、芸人が無理やりに食べるという企画はいかがなものか。
  • 取材場所の選定基準が気になるし、その位置もよくわからない。
  • 挑戦し、達成する企画・作り方が安易になっているのではないか。
  • ネタ切れ感がある。コンセプトや企画の見直しの時期ではないか。
  • もっとひりひりするような状況の中でのリアルな映像も見てみたい。
などのご意見が出されました。

局側は

  • ゴールデンタイムで9年間続け、キャステイングや企画の幅が狭くなっている。過渡期であるとの認識で、よりメジャーなタレントの起用しつつあるが、どうしても企画のハードルを下げなければならず、悩ましい。チャレンジ企画の中に、いかに情報を盛り込むか腐心している。今回いただいた貴重なご意見を参考に、さらに見直しを進めたい。

などと答えました。


(3)次回開催予定
次回の放送番組審議会は11月11日(水)午後3時30分~
審議テーマは、10月11日、25日放送の「発見!人間力」です。