名古屋テレビ　放送番組審議会だより - 名古屋テレビ【メ～テレ】

【：2007年9月分：】

　このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
　名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は８名で、会議は毎月１回、年間１０回（８月と１２月は休会）開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
　名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第１日曜日の午前５時３５分から放送する「メ～テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。

２００７年度放送番組審議会委員（敬称略）～８名～
委員長	水谷博之	（弁護士）
副委員長	水野稔朗	（東邦不動産取締役社長）
委員	土屋嶢	（大垣共立銀行取締役頭取）
	中西智子	（三重大学教育学部教授）
	藤田六郎兵衛	（能楽笛方藤田流十一世家元）
	佐分晴夫	（名古屋大学理事・副総長）
	遠藤登喜子	（国立病院機構名古屋医療センター放射線科部長）
	ジョンギャスライト	（タレント、コラムニスト、エコロジスト）

第４８７回　名古屋テレビ放送番組審議会
開催日　平成１９年９月１９日（水）
委員長	水谷博之
副委員長	水野稔朗
委員	土屋嶢
	中西智子
	藤田六郎兵衛
	佐分晴夫
	遠藤登喜子
	ジョンギャスライト

～以上8名～

(1)	業務報告
(2)	自社制作番組　7月27日（金）午後11時17分から放送「メ～テレのノ～テレ　アナウンサー夏期講習ＳＰ!」を審議
(3)	系列24社放送番組審議会委員代表者会議（10月25日　大分県で開催予定）「放送番組全般」に関する意見発表について
(4)	次回開催予定

（1）業務報告

10月改編について（継松取締役）
緊急地震速報について（横山報道局長）
ＢＰＯ放送倫理検証委員会の見解等について（板倉コンプライアンス室長）

（2）自社制作番組　7月27日（金）午後11時17分から放送の「メ～テレのノ～テレ
　　アナウンサー夏期講習ＳＰ!」を審議

委員の主な意見です。

番組が携帯サイトと連動して、視聴者が脳タイプ判定などに参加できるというのは、視聴者参加型番組の新しい形として評価できる。
ニュースなど通常の番組で見るアナウンサーとは違ったアナウンサーの素顔が出ていて、親しみを感じることができた。
テンポがあり、内容も洗練されていて他局の同じような番組と比較しても見劣りしなかった。
番組の初めに携帯サイトとの連動についてもう少し説明したほうがよかった。
画面上のフリップの絵が小さすぎて、視聴者には問題の内容がわかり辛いところがあった。
脳判定の根拠をもっと明確にすべきだったのではないか。また、脳タイプのうち、『スカスカ脳』という表現はいかがなものかと思う。

局側は

テンポ感を重視したあまりに、視聴者に丁寧に説明する部分が欠けていたかもしれない。今後は配慮したい。
脳判定のやり方など、次の機会にはさらに工夫を凝らして、丁寧に作りこむ様にしたい。
携帯サイトへのアクセス数は、放送日、その翌日とも他の番組サイトに比べて格段に多かった。放送終了後もアクセス数は多い。

と応えました。

（3）系列24社放送番組審議会委員代表者会議（10月25日　大分県で開催予定）
　　「放送番組全般」に関する意見発表について

興味本位ばかりでなく、問題の本質を掘り下げる番組内容とすることを心掛けるべきだ。
子供たちに希望を与えるような番組制作をして欲しい。
テレビの与える影響力も考え、放送後も一定時期を置いて番組内容を検証することを行って欲しい。
環境問題など、今一番重要な問題を鋭い切り口で捉えていく番組制作に期待する。

など、委員から番組制作への取り組み姿勢や番組内容への要望を中心に意見が出されました。

（4）次回開催予定

次回の放送番組審議会は10月17日(水)午後2時からです。
審議番組は、10月5日（金）午後11時15分～深夜0時10分、10月6日（土）午後11時～11時54分の2夜連続、テレビ朝日系全国ネットで放送のメ～テレ開局45周年記念ドラマスペシャル「ガンジス河でバタフライ」です。