メ~テレ
名古屋テレビ 放送番組審議会だより
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【:2007年3月分:】
 このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
 名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は7名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
 名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時35分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
2007年度放送番組審議会委員(敬称略)
~7名~
副委員長 藤井英明 (ゲイン代表取締役)
委 員 水谷博之 (弁護士)
呂雷寧 (名古屋大学大学院生)
水野稔朗 (東邦不動産取締役社長)
土屋嶢 (大垣共立銀行取締役頭取)
中西智子 (三重大学教育学部教授)
藤田六郎兵衛 (能楽笛方藤田流
十一世家元)
第482回 名古屋テレビ放送番組審議会
開催日 平成19年3月28日(水)
副委員長 藤井英明
委 員 水谷博之
呂雷寧
水野稔朗
土屋嶢
中西智子
藤田六郎兵衛
~以上7名~

議題
(1) 「2007年4月改編」について諮問
(2) 自社制作番組 「光る!スポーツ研究所」を審議
(3) 次回開催予定

議事の概要
(1)「2007年4月改編」について諮問
「2007年4月改編」について諮問し、異議なく原案通りの答申を得ました。


(2)自社制作番組 「光る!スポーツ研究所」を審議。
毎週土曜深夜12時30分から放送の「光る!スポーツ研究所」2月24日放送「ベテラン投手」、
3月3日放送「レフティー」を審議しました。

《委員の主なご意見を紹介します。》
  • スポーツの結果だけを伝えるありきたりのスポーツ番組でも、バラエテイー番組でもなく、さまざまな研究テーマについて取材やデーターから検証していく研究コーナーを核とした番組の切り口がユニークでよかった。
  • 取材力、調査力にたけており、内容の濃い番組に引き込まれた。
  • 『ベテラン投手』の回は山本投手へのインタビューのみにとどまらず、監督やコーチ、選手と取材量が多く内容に厚みが出た。インタビューを通じて人柄がよくわかり人間的な魅力に惹きつけられた。
  • 『ベテラン投手』はおもしろかった。20年前とは選手の体の大きさの変化、根性論から理論に変わってきたなど、なるほどと思った。
  • 所長役の伊集院光さんのキャラクターが非常に明るく好感がもてるし、研究員役の高山アナウンサーとの少しとぼけたやりとりも番組の魅力になっていると思う。所長自らがキャンプ地に出かけキャンプの厳しさを体験する企画もとても良かった。
  • 『レフティー』はデーターがはっきりしていておもしろかった。サウスポーの由来など、今まで知らなかった新しい情報があり興味を持って見られた。
  • 地元チームの中日ドラゴンズや名古屋グランパスエイトを中心に最新情報を取り上げ、地元制作の番組らしい面が出ていた。
  • 今後の希望としては、比較の範囲を広げ、日本のプロ野球は大リーグでどのくらいの位置なのかとか、球団経営の違いなどを取り上げると面白いと思う。
  • サッカーのわからない人、野球のわからない人にも興味が持てるような切り口がもう少しあってもいいかなと思った。
  • 番組の終わり方が中途半端だった。この後はというので待っていたら、長いCMの後、来週の予告になってしまい期待はずれだった。

これに対し局側は

  • 普段のニュースではわからない中日ドラゴンズの裏情報を伝えるべく、今回は連覇に欠かせないベテランをピックアップしました。チーム最年長の山本投手、デニー投手をトーク形式で取り上げ、20年以上球界で活躍できる秘密、凄さを紹介しました。4月から番組も4年目には入り、北京オリンピックをめざす、地元のアスリートをとりあげ、アスリートコーナーを充実させたい。当初はスポーツについて疑問に感じたことをわかりやすく伝えたいということで始めたのですが、今後は、投げるとか蹴るというところから研究し、さらにわかりやすく皆さんに見ていただけることを考えていきたい。

と応えました。



(4)次回開催予定
次回の放送番組審議会は4月18日(水)午後2時からです。
審議番組は3月28日(水)深夜2時28分から放送のメ~テレドキュメント「切り捨てられた被爆 ~原爆症認定訴訟の行方~」を予定しています。