メ~テレ
名古屋テレビ 放送番組審議会だより
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【:2006年7月分:】
 このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
 名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
 名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時35分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
2006年度放送番組審議会委員(敬称略)
~8名~
委員長 柳田博明 (東京大学名誉教授)
副委員長 藤井英明 (ゲイン代表取締役)
委 員 水谷博之 (弁護士)
呂雷寧 (名古屋大学大学院生)
水野稔朗 (東邦ガス取締役副社長)
土屋嶢 (大垣共立銀行取締役頭取)
中西智子 (三重大学教育学部教授)
藤田六郎兵衛 (能楽笛方藤田流
十一世家元)
第476回 名古屋テレビ放送番組審議会
開催日 平成18年7月19日(水)
委員長 柳田博明
副委員長 藤井英明
委 員 呂雷寧
水野稔朗
土屋嶢
中西智子
藤田六郎兵衛
~以上7名~

議題
(1) 自社制作番組 「げりらっパ」を審議
(2) 次回開催予定

議事の概要
(1)自社制作番組「げりらっパ」を審議
「げりらっパ」は毎週火曜深夜0時15分から放送。名古屋の人・街を巻き込み、神出鬼没、いろんなことにチャレンジしていくバラエティー番組です。6月13日、20日放送分を審議しました。

《委員の主なご意見を紹介します。》
  • 形にはまらない自由な番組作りで、出たとこ勝負のような番組内容が意外性のある展開となって若者に受けているのではないか。
  • ゲストの笑福亭鶴瓶さんの飾らない人柄が出会った人達からうまく話をひきだしていたし、随所に地元の店や人が登場したという面で地元制作の番組らしさがでていた。
  • 大須演芸場の存在や最近の厳しい経営状況を地元の若者たちに知ってもらえたことは非常に評価できる。
  • オールロケによる意外性やサプライズがあるという面で番組を作るチャレンジ性や意欲はすばらしいと思った。
  • 普段行かない地域なので、名古屋駅周辺にあのような町並みがあることを知り、大変興味を持った。
  • 笑福亭鶴瓶さんの目を通して名古屋のありのままの町並み、名古屋人の生の生活ぶりを見せてもらった。鶴瓶さんと人々との触れ合いを通じて、名古屋人の素朴さや温かい人情もよく伝わったと思う。
  • 番組を作る上でかなりの労力と時間、装備も要ったろうし、目に見えない配慮やネットワーク、チームワークも必要だろうと推測できた。ローカル向けバラエティー番組としては群を抜いていた気がする。
  • 見ていて疲れないし、何を目的としているかわからないという中におもしろさがあった。
  • とにかく一番驚いたのは、何も筋書きがなくてもあれだけ人を引きずりこめる笑福亭鶴瓶さんの偉大さというか強さだった。鶴瓶さんの個性プラス芸人魂、いわゆるサービス精神のようなものをすごく感じた。

これに対し局側は

  • 一つのきっかけというか新しい動きみたいな物を作れたら、また、地域の人に少しでも力になれればと常々思っています。」と答えました。

と回答しました。





(3)次回開催予定
次回の放送番組審議会は9月20日(水)午後2時から開催予定です。
審議番組は毎週月曜~金曜午後6時17分から放送の「UP!」を予定しています。