メ~テレ
名古屋テレビ 放送番組審議会だより
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【:2006年5月分:】
 このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
 名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
 名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時35分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
2006年度放送番組審議会委員(敬称略)
~8名~
委員長 柳田博明 (東京大学名誉教授)
副委員長 藤井英明 (ゲイン代表取締役)
委 員 水谷博之 (弁護士)
呂雷寧 (名古屋大学大学院生)
水野稔朗 (東邦ガス取締役副社長)
土屋嶢 (大垣共立銀行取締役頭取)
中西智子 (三重大学教育学部教授)
藤田六郎兵衛 (能楽笛方藤田流
十一世家元)
第474回 名古屋テレビ放送番組審議会
開催日 平成18年5月17日(水)
委員長 柳田博明
副委員長 藤井英明
委 員 水谷博之
呂雷寧
水野稔朗
中西智子
藤田六郎兵衛
~以上7名~

議題
(1) 自社制作番組 メ~テレドキュメント「あの空まで~親父バンド キューバへ~」を審議
(2) 系列番組審議会委員代表者会議テーマについて
(3) 次回開催予定

議事の概要
(1)自社制作番組メ~テレドキュメント「あの空まで~親父バンド キューバへ~」を審議
番組はキューバ音楽に燃えバンド活動をし、夢を持つ中年男性の生き方にスポットを当てるヒューマンドキュメントです。

《委員の主なご意見を紹介します。》
  • 視聴者に何を訴えたい番組なのか全然わからなかった。
  • 見る視点によって評価の分かれる番組だろうと感じた。生活感がばりばりに出た人達がいったん音楽に接すると生きているという感じがすごくでていた。作りこみが少なかった分だけリアリティをすごく感じた。
  • 50歳をすぎた二人の中年男性がいまだ情熱を持ってキューバ音楽に取り組んでいるといった姿勢に元気づけられた人も多いのではないか。音楽活動を続けることで、ついにはキューバから招待され音楽祭に出場するまでのドラマに夢を忘れずに生きるという面での大切さを感じた。
  • 二人がキューバ音楽に魅せられたきっかけや、バンドのメンバーはどうやって集まったのか、バンドを組んだ経緯等の紹介があるとよかった。
  • この二人がバンドだけではなく、人生そのものを楽しんでいるのが印象深かった。
  • 世知辛いご時勢だが、こうした中にあっても趣味を持ち、夢を忘れず活動する中年像がうまく映し出されていた。「人生は一度、人生を謳歌してみよう」と数多くの視聴者が思ったのではないか。
  • 一見すると本当に音楽と無縁でさえない中年男性二人が夜は変身してキューバ音楽のバンドを組み、ギターを弾き、歌っているという対比がちょっとおもしろかった。
  • 同じ年代として、仕事ばかりじゃなくて、何か目標を持ってやらなきゃいけないかなと思った。
  • これも人生の生き方のバリエーションの一つかなと思った。世の中の人にこんな生き方もあるよと提示することはとてもいいと思った。力まないさわやかな番組で楽しかった。

といったご意見がありました。

これに対し局側は

  • いろいろな生き方の中でこんな肩肘張らない楽しみ方があるというのが発見であり、音楽と共に 少しでも伝えられればと思いました。

と回答しました。


(2)系列番組審議会委員代表者会議テーマについて
系列番組審議会委員代表者会議テーマについて意見交換しました。

(3)次回開催予定
次回の放送番組審議会は6月21日(水)午後2時から開催予定です。
審議番組は「どですか!」6月3日(土)午前6時30分から放送分を中心に予定しています。