メ~テレ
名古屋テレビ 放送番組審議会だより
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【:2006年4月分:】
 このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
 名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
 名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時35分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
2006年度放送番組審議会委員(敬称略)
~8名~
委員長 柳田博明 (東京大学名誉教授)
副委員長 藤井英明 (ゲイン代表取締役)
委 員 水谷博之 (弁護士)
呂雷寧 (名古屋大学大学院生)
水野稔朗 (東邦ガス取締役副社長)
土屋嶢 (大垣共立銀行取締役頭取)
中西智子 (三重大学教育学部教授)
藤田六郎兵衛 (能楽笛方藤田流
十一世家元)
第473回 名古屋テレビ放送番組審議会
開催日 平成18年4月19日(水)
委員長 柳田博明
副委員長 藤井英明
委 員 水谷博之
呂雷寧
水野稔朗
中西智子
藤田六郎兵衛
~以上7名~

議題
(1) 自社制作番組 メ~テレドキュメント「二つの観音像~南京・名古屋 交換された仏像を追う~」を審議
(2) 次回開催予定

議事の概要
(1)自社制作番組メ~テレドキュメント
  「二つの観音像~南京・名古屋 交換された仏像を追う~」を審議
メ~テレドキュメント「二つの観音像~南京・名古屋 交換された仏像を追う~」は日中戦争時代、名古屋東山の大きな十一面観音像が中国南京市の毘盧(ビル)寺に贈られた。その答礼として名古屋には毘盧寺の本尊・千手観音が贈られた。二つの観音像が交換された歴史を検証し、名古屋と南京の不思議なつながりを探ります。

《委員の主なご意見を紹介します。》
  • 平和堂の千手観音像と昆盧寺の十一面観音像の歴史的背景、特に宗教が戦時下の国民の懐柔策の一環として用いられたことを取り上げたことは興味深かった。
  • 一番印象深かったのは仏像をめぐる中日両国の民間に行なわれた友好活動だった。名古屋から南京に贈られた十一面観音像が中国の文化大革命の時に破壊されてしまったにもかかわらず、日本のNPOの方々は中国の千手観音像を南京に返そうと努力しているのにすごく感動した。
  • 中国と日本の関係があまり望ましくないこの時期に、こういう番組を放送して意義深いと思う。
  • いい番組なのに放送時間帯が深夜なのはとても残念だった。たくさんの人に名古屋と南京、中国と日本が深い係りを持っていることを知ってもらいたかった。新聞のテレビ番組欄でももう少し宣伝するなど配慮をしたらいいのではないか。
  • 名古屋と姉妹都市である南京との間で戦争中に観音像を交換したということを今回初めて知った。中国から来た観音像が平和堂に保管されほとんど知られていないことについて、もう少し突っ込んでほしかった。平和堂の管理者だけでなく、仏教会の方などもう少し幅広いインタビューをしたらよかったのではないか。
  • 事実として知った方がいい、また、知らなければならない事実というのがあると思うので、こういうことを紹介して本当にいい番組だと思った。
  • 両当事者が切望する観音像の昆盧寺への返還について、何が障壁になっているのかがはっきりわからない。何か障壁があるから市民団体の活動が始まったのではないか。宗教や国際問題などもあり、配慮すべき点もあろうが、視聴者にもう少しわかりやすく伝えられればよかった。
  • 仏像をどうするかについてはもう少し多くの人の意見を聞く必要があるのではないか。
    もっと多くの人が事実を知った上でどうするか決めたほうがいいのではなかという気がする。
  • 数年後に結果的にどうなったかを追って取材してほしい。

といったご意見がありました。

これに対し局側は

  • 問題提議をした段階でこのドキュメンタリー終わっていますが、今後ともニュースを含めて紹介して行くべきだろうと考えています。

と回答しました。


(2)次回開催予定
次回の放送番組審議会は5月17日(水)午後2時から開催予定です。
審議番組は4月26日(水)深夜1時43分から放送のメ~テレドキュメント「あの空まで~親父バンド キューバへ~」を予定しています。