メ~テレ
名古屋テレビ 放送番組審議会だより
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【:2004年11月分:】
 このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
 名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は11名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
 名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1土曜日の午前6時45分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
2004年度放送番組審議会委員(敬称略)
~11名~
委員長 呉智英 (評論家)
副委員長 片木篤 (名古屋大学大学院教授)
委 員 (名古屋青果社長)
田代正美 (バロー社長)
藤井英明 (ゲイン代表取締役)
萩原喜之 (中部リサイクル 運動市民の会代表)
韓基徳 (愛知三愛福祉会事務長)
柳田博明 (NPO新産業創造研究会理事長)
山本泰一 (徳川美術館副館長)
杉浦昭子 (スギ薬局副社長)
田中正次 (日本リガメント代表取締役)
第459回 名古屋テレビ放送番組審議会
開催日 平成16年11月25日(木)
委員長 呉智英
副委員長 片木篤
委 員
田代正美
藤井英明
萩原喜之
韓基徳
柳田博明
山本泰一
田中正次
~以上10名~

議題
(1) 自社制作番組審議
(2) 次回開催予定


■自社制作番組「メ~テレドキュメント 秘境!雲南音楽紀行~少数民族が残したアジアのDNA~」を審議。
委員の主なご意見を紹介します。
  • 「番組で紹介された古楽が、中国の音楽の中でどういう位置づけをされているのか、説明されていれば、もっと理解が深まったと思う」
  • 「中国の王朝の名前がいくつか出てきたが、それが何年前のことなのか、時系列をきっちり説明してほしかった。また、地図が出てきたが、字が小さく読みつらかった」
  • 「琵琶奏者と研究者というティンティンの二面性が、この番組のポイントであったが、奏者の面としては、もっと演奏をきっちり聞かせてほしかった。また研究者であるなら、番組で紹介されていたフィールドワークでは研究とはいえないのではないか。どちらの面でも、中途半端に終わっていたように思える」
  • 「ティンティンさんという、この地方の大学に留学している地元の人を起用したことは最大の評価をしたい。」
  • 「紹介された古楽が今の生活の中で、どういう位置づけになっているのか、もっと知りたかった。また、音楽だけでなく、楽器そのものについても詳しく説明してほしかった」
  • 「放送を見て、盛りだくさんという感じがした。1時間では限界もある。捨てるものは捨て、ポイントを明確にしたほうがよかったのではないか」
  • 「この番組の表現では問題はなかったと思うが、DNAと言う言葉を比ゆ的に使うのは注意するべきだ。昨今の血液型判断もそうであるように、こういった科学用語を安易に使うことが、意味のない差別を生み出す可能性がある。」

との評価がありました。

 

■次回開催予定
1月21日(金)午後2時からの予定。