梅雨を前に水害に備える!!

スコップ3~4杯分の土砂を麻袋に入れます。
完成した土嚢の重さは、約15~20kgと、まぁまあ重いです><;
名古屋で今年初の「真夏日」となったとある日、区内の消防団が一堂に会しての水防訓練がありました。
水防訓練は、梅雨以降の水害に備えて、毎年この時期に全国各所で行われている訓練です。

(1)袋端のヒモを引いて麻袋の口を絞ります。(2)絞り終えたら親指を添えその上にヒモを二回まわします。(3)親指を抜いた所にヒモを上から下に通し、引いて締めたら完成です。
写真は、手際の良さが光る、我らが団の田口副団長です^^
我々の消防団は、「マンホール噴出防止工法訓練」のミッションを担うことになりました。
ざっくり言うと、マンホールの周囲を土嚢で囲む作業です。

『マンホール』の周囲に着々と土嚢が積み上がっていきます。
写真右は、我らが団のムードメーカー太田部長です^^ノジ
ブルーシート上に盛られた土砂をスコップですくい、麻袋に入れて土嚢を作っていきます。
麻袋に入れる土砂が多すぎると、土嚢の重量が一気に増すので、程よき分量に抑えるのがポイント。

任務完了!!雨量に応じて外側にもう一環、土嚢を積んだりして調整を図ります。
作った土嚢を一輪車で運び、マンホールを想定した円盤状のプレートを囲むように積み上げていきます。
この時、袋端の縛った部分を土嚢下に差し込むことで、土嚢壁の見栄えが良くなります。

この写真は、本文とは関係ありません(笑)
マンホールを土嚢で囲むことで、溜まった雨水自体の重さ(水圧)でもって、マンホール蓋を押さえつけることが可能となります。
雨のピークの到来前に、予めこのようにすることで、マンホールからの雨水の噴出を防げる・・というワケです。
暑さ募る一日でしたが、水防訓練への参加も回数を重ね、土嚢作りのスキルアップをちょっぴり実感した今回の訓練でした!
アナウンサーとして、消防団員として、不肖、星は多方面からの地域貢献に、益々、力を尽くして参ります!!