星 恭博

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無党派的考察日記

消防は物理だ!

この『円』が届かない空白域が意外に多いのを実感しました@@;


画面に映っている黒の円。
透明なセルロイドに書かれているのですが、なんだと思います?

実はコレ、地図の縮尺に合わせた半径約160mの円を示しているんです。


今回、我々の団から参加した太田部長(画面右)と中川団員(画面左)です。消防署と団で情報を共有していきます(中央は福岡消防指令です)@@>


この円のプレートを使って、街中に設置してある防火水槽や池、川、さらには小学校・中学校のプールに至るまで、地図上でその位置を円の中心に合わせて確認していきます。
何故、半径160mなのかと言うと、各消防団に配備されている消防ポンプ機材で、無理の無い放水が継続でき、且つホースを延長するにおいて妥当な時間、さらに街中の道路に沿ってホースを這わした際の曲がりくねり等を考慮して算出した距離が約160m・・とのコトなのです。


消防にとっては極めて重要な防火水槽。武田消防指令補のレクチャーを通し、改めてその扱いを確認していきます^^>


大地震が起きた場合、地下に埋められている水道管にも被害が出ると予想されています。
破損した水道管では十分な水量が得られないため、その水道管に頼る消火栓は忽ち機能不全に陥ります。
このため、水道管に頼らずに水を蓄えられる防火水槽や池、川、学校のプールが有事の際に大きな力を発揮するのです。

先日、近隣の消防署に区内の各消防団が集まって行われた訓練は、消火活動を行う際の水の確保に特化した内容でした。
先に述べた消防水利や消防用水の地図上での位置確認を始め、防火水槽、消火栓から水を取る際の手順や注意点を改めて確認しました。


白蛇のような地を這うモノは消火ホースの束です。この時にホースを『一筆書き』状に20本延長してのデモンストレーションが行われていました@@;


中でも有意義だったのが、実際の消防ホースを使用してのデモンストレーションです。
消防ホースの長さは、一本20mなのですが、これを2本延長の時と、20本延長した時の放水量の変化を、実際にホースをつなげて行ったところ、違いが一目瞭然!
ホースの中を流れる水は、ホース内部自体の摩擦やホースの折れ曲がり等で圧力が低下していきます。このためホースを延長すればするほど水圧が低下し消火効率が下がってしまう・・。だからこそ出来るだけ近い水源から一分一秒でも早く水を取ることが求められるというワケなのです。

消防は物理なのだということを、改めて感じた一日でした。


味覚の秋?スポーツの秋? いや、消防団にとっては『訓練の秋』です!><;>


今回の訓練も、極めて役立つ内容でした。
大いに学び、訓練した内容を消防団にフィードバックし、地域防災力の向上の一助にします!

アナウンサーとして、消防団員として、不肖、星は2方面からの地域貢献に、益々、力を尽くします!!


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