人物相関図人物相関図人物相関図

第1話 「靴のないシンデレラ」

 幼くして両親を亡くした枕野ゆり(エラ・チェン)。容姿が原因で恋人に振られ、家に戻ると唯一の家族だった祖母が急死。おまけに住んでいた家も追い出された薄幸のゆりは、祖母が残した手紙を見つける。そこにはゆりの本当の母親は大女優花井しょう子だと記されていた。
 家族がいることを知り喜ぶゆりは、すぐに母親の元を訪ねるが、ゆりを待っていたのは、長男のスミレ(ジェリー・ホァン)、長女の芙蓉(ルー・ミンジュン)、次男の葵(ジョセフ・チェン)らの冷たいもてなしだった。母親(セシリア・イップ)から家政婦として花屋敷家に住むことが許されたゆりだが、本当にこの家の子なのか疑問を抱いてしまう。

第2話 「薔薇の園の雑草」

 花屋敷家で、家政婦のような生活を始めたゆり。偶然、弟の葵が兄スミレに抱く気持ちに気付き、兄弟の複雑な関係を知ることに。そして他の兄弟たちと自分の外見のあまりの違いにコンプレックスをますます強めていくゆり。そんなゆりの心を慰めたのは、酒で酔うと優しくなる兄スミレだった。
 ある時、ゆりが幼い頃からずっと憧れていた映画の主人公が、なんと兄のスミレだということに気がつく。

第3話 「初恋の人」

 相変わらず酔うと急に優しくなるスミレ、そして、スミレが初恋の人だと分かったゆり。そんな二人に嫉妬した葵はゆりに嫌がらせを始める。一方、休養から戻ってきたお手伝いのばあやから、しょう子がゆりのことを家政婦だと言っていたと聞き、ゆりはショックを受ける。自分が本当にこの家の子供なのか悩む。そんな苦しい思いを酔ったスミレに打ち明けるうちに、自分のスミレに対する恋心に気がつく。
 ある時、しょう子が恋人の娘とその彼氏を連れて家に帰ってくる。その彼氏は、なんとゆりの元彼・梅本だった。
 梅本に家政婦のようだと馬鹿にされるゆり。そんなゆりをスミレは妹だとかばう。ゆりはスミレのとった態度に驚くもとても嬉しく思う。それまで笑顔でゆりに接していた梅本の彼女が、陰でゆりを馬鹿にしているのを偶然聞き、笑顔の裏で人を嘲り笑うそんな彼女を恐ろしく感じる。

第4話 「薔薇のトゲ」

 薔薇の花園で、ばあやと話をしている時に、ゆりは、花屋敷家の人々は考えていることをはっきり口に出して言う、棘が目ではっきり見える薔薇のようだと、そしてそんな彼らが大好きなんだと気付く。勇気を奮い立たせ、しょう子に父のことを聞いたゆりは、裏切り者と罵られ追い出されてしまう。ばあやはしょう子と枕野一郎の話をしてくれたが、どうやら他に話せない秘密があるようだった。

第5話 「スミレの天使」

 ある日、ゆりと葵は偶然にも同じ結婚式に招待される。太っているゆりと一緒に出席することを嫌がる葵は、ゆりにダイエット計画をもちかける。しかし、過酷なダイエットプランに耐えられなくなったゆりはダウン。そんなゆりを見ていた葵は、自らの感情の変化に気が付き始める。一方、スミレには優しく美しくまるで天使のような婚約者がいることを聞いたゆりは、ひどく落ち込む。

第6話 「忘れないで」

 ゆりが花屋敷家にきてから、葵の機嫌が明らかに悪くなっていた。ゆりに対して好意をもっていると芙蓉にいわれ、葵は強く否定しながらも自分の心が揺れ始めていることに気づく。
 別荘に初めて三人で向かうことになるスミレ、葵、ゆり。ケンカばかりの葵とゆりだが、「スミレのことが好き」で「スミレにセリのことを忘れないでほしい」という共通した想いを二人共もっていた。
 3人きりの別荘での夜。スミレがゆりを襲わないように、徹夜でスミレを監視する葵。ゆりに対する恋心を芙蓉に指摘された葵は、自分の気持ちを試すため、眠っているゆりを抱きしめる。その時になってやっと高熱にうなされているゆりに気づき、停電の中、ゆりを看病するために3人で一緒に寝ることに。

第7話 「ファーストキス」

 映画でキスシーンを見たゆりは、今まで一回もキスの経験がない。ある日、ゆりはしょう子が家に招いた監督に無理やりキスされてしまう。傷心のゆりを癒すため、スミレは彼女にキスをする。その場面を目にした葵は・・・。
 ゆりの出生の秘密にかかわる書類を見つけた芙蓉は、しょう子を問い詰める。

第8話 「もう帰れない」

 ゆりは、自分の出生の秘密を偶然知り、家出を決意する。行く宛てもなく彷徨っているゆりは、天才漫画家―桃家猫吉(紅膠囊)と出会い、彼の事務所で、雑用係として働き始める。
 必死にゆりを探し出そうとする花屋敷家のみんなの中、しょう子だけが無関心を装う。実は、ゆりはしょう子の最愛の男 枕野一郎の娘なので、内心とても心配していた。しょう子が探し出したゆりの居場所に、スミレはすぐ迎えに行く。しかし、ゆりは帰りたくないと言い、スミレは激昂する。
 結局、みんなの温かい思いに気づいたゆりは、花屋敷家に戻る決心する。

第9話 「大事な妹」

 家に着くと、ゆりと葵は実の姉と弟だと聞き、ゆりはショックを受けるが、花屋敷家との繋がりを知り、少し安心する。しかし、偶然にも事実を知った葵は、どうしても納得できずに・・・。
 セリを失い、心の一部を無くしたかのようなスミレ。ある日、偶然部屋に入ったゆりにスミレが大切にしているビデオを見られ激怒するなど、不可解な行動を見せ始める。

第10話 「愛は奇跡?」

 初めてセリの顔を見た傷心のゆりは、相思相愛の関係は奇跡に近いことなのだと思い始める。そんなゆりを慰める葵は、スミレに本心を問い詰める。
 一方、出不精だった芙蓉の過去が明らかになっていく・・・。
 いつも沈着冷静な芙蓉もかつて恋に落ちたことがあったと知るゆり。美しい容姿の持ち主でありながら、男性に傷つけられてきた芙蓉。そんな彼女には素敵な男性と巡り合うチャンスがあった。そんな芙蓉に、親戚のおばさんがお見合い話を持ちかける。その相手は、芙蓉の知っている男だった。二人で会う予定の場所に現れたのは彼の代わりにやってきた変人として有名な天才漫画家-猫吉だった。芙蓉に一目惚れした猫吉は、猛烈にアタックし始める。
 ある日、アルバイトのため帰りが遅くなるゆりを迎えに行ったスミレは、猫吉を殴り倒してしまうことに・・・。

第11話 「二人きりの夜」

 猫吉の様子を見にいこうとするゆりを引き止めたスミレは、自ら様子伺いすることに。猫吉はスミレを前に、自分の母親のことを語り始める。ゆがんだ家族愛を持つ母親との微妙な関係に悩まされてきた猫吉に、スミレはゆりへの感情は純粋な兄と妹間の親族愛だと言い放つ。偶然二人の会話を聞いたゆりはスミレに対する想いは一生口に出さないと心に誓う。
  大学が休みの間、花屋敷家にはゆりと葵の二人だけとなってしまった。初めて二人きりの夜を迎え、不安になるゆりだが・・・。

第12話 「毒セリ」

 しょう子の友達の娘 藤子が花屋敷家に泊まることに。藤子を迎えに行ったゆりが目にしたのは、スミレの元彼女の亡きセリに生き写しの女性だった。自分の目を疑うゆりと葵。
 男性の前では良い子ぶる藤子の態度を耐えているが遂に怒りをぶつけるゆり。状況が理解できていないスミレは藤子の見方となり、そんなゆりを非難するのだった。藤子は外見はセリと瓜二つだが、中身はドクゼリのように美しさの裏に猛毒を隠し持っている女性だった。

第13話 「スミレの嘘つき」

 スミレと藤子のデートを偶然目撃するゆり。スミレがセリ以外の女に惹かれていくことに失望したゆりは、セリのネックレスやビデオなどを没収してしまう。驚いたスミレは、激昂のあまりゆりを強く殴る。殴られた痛みより、心の痛みに耐えられず、家から飛び出したゆり。事情を知った葵は、スミレと大ケンカになる。ゆりを探し出し、必死にゆりを慰めた葵。そんな葵を見たゆりは、初めて彼の優しさに気付いていく。

第14話 「魔法にかかった夜」

 セリに対するスミレの愛が変わっていないことを知り安心するゆり。また、猫吉の誘いを一方的に断り続けていた芙蓉は、母しょう子に新しい恋人が出来たことを契機に猫吉の優しさに気付き、初めてデートに出かけることに。
 デートに出かけた芙蓉と猫吉。母親との異常な関係に悩まされてきた猫吉の話を聞いた芙蓉は、自分とよく似た悩みを抱えていることに気付き、二人の距離は徐々に縮んでいく。
 しょう子の知り合いにモデルの仕事を頼まれた葵は、一日だけモデルになることに。撮影現場に居合わせたゆりは、葵に新たな魅力を感じ始める。そんなゆりもモデルへの誘いを受け、魔法をかけられたシンデレラのようにきれいに変身する。

第15話 「声の温もり」

 葵がゆりに気があると気付いたスミレは、葵に忠告し、自らも禁酒宣言をすることに。ゆりの二十歳のパーティーの日、成人したゆりは初めてお酒を口にする。そして、禁酒したはずのスミレも一緒に飲み始めることに・・・。慣れないアルコールで倒れるゆり。酔ったゆりを部屋まで運ぶつもりのスミレは、何故かゆりと自分の部屋にいた。しかも、酔っ払っているゆりが、スミレが出演した映画の話や彼の優しさを語り始め、スミレの心は揺れ始める。

第16話 「木霊のかなしみ」

 「旅したい」とのスミレの一言に、ゆりと葵は巻きこまれ、三人でドライブに出かけることに。楽しく旅に出向いた三人が別荘に到達すると、突然スミレの姿が消える。スミレがセリを思い出し危険なことになると心配したゆりと葵は必死にスミレを探す。
 二人が見つけたのは穏やかな笑顔を浮かべたスミレだった。その微笑みのワケは?

第17話 「予期せぬ恋敵」

 高校の同級生と偶然再会したゆりは、二人で出かける約束をすることに。それを知ったスミレは、自分が嫉妬していることを認めず、ゆりらを尾行することに・・・。
 すべての男は危険だと教えるために、ゆりを襲うふりをするスミレ。ゆりはこのスミレの行動でとても傷ついてしまう。一方、ゆりと見知らぬ男のデート現場を偶然見掛けた葵。彼女の可愛らしさに驚き、みんなに報告することに。それを聞いて再び怒り出したスミレは、芙蓉からゆりに妹以上の感情を持っていると言われ動揺してしまう。
 しょう子が珍しく家に帰ってきた。ゆりのお見合い話を持ってきたのだ。

第18話 「春を待つツボミ」

 しょう子に無理やりお見合いに連れて行かれたゆりは、片思いの相手がいると見合い相手に素直に打ち明けてしまう。
 素敵なお見合い相手に目もくれないゆり。一方、スミレは、再びゆりが他の男と出かけると聞き、機嫌が悪くなる。お見合いを断ったゆりのことを許せないしょう子を、スミレとゆりがドライブに誘う。仕方なく初めて三人で出かけたしょう子は、ドライブ先の砂浜で夫 枕野との過去を思い出し涙が止まらなくなってしまう。

第19話 「空虚な花園」

 ある夜、葵がゆりを抱きしめる現場を見かけたスミレは、怒りのあまり葵を殴ってしまう。そして、葵の口から秘められた事実が明かされることに。
 自分の秘密を暴露した葵は黙って家を出て行く。葵がいなくなり、大切なものを失ってしまった花屋敷家は、みんなが元気を無くしていく。

第20話 「青色の思い出」

 そして、いつもの笑顔が消えてしまったゆりは、ばあやの腰痛の治療のため病院に向かうことに。そこで偶然にも、バイト中の事故で怪我をした葵を見かけ、思わず彼を追いかけていくが・・・。
 必死に葵を追いかけたゆりは、花屋敷家に戻ろうと葵を説得する。葵は花屋敷家とスミレに対する微妙な気持ちを打ち明けることに。両親が離婚し、幼少の頃から親戚の家を転々とし、いじめられてきた葵。暗く、人間不信となってしまった葵を助けたのはスミレだった。そんな会話をする葵とゆりの前に突然姿を現したスミレは、葵との同棲宣言をする。

第21話 「自覚のない恋心」

 ある夜、ゆりの隣にはいつものように酔ったスミレがいる。しかし、スミレは何故か裸だった・・・。
 猫吉と一緒に香港に出張することになったゆり。話を聞きつけたスミレは、すっかり動転してゆりを叱る。ゆりと他の男の話を聞くたびに過剰反応をするスミレは、自分の感情に気付いていない。そんな折、スミレの腹違いの妹のチェリーが、アメリカから遊びにきた。美人のチェリーをかわいがるスミレは、二人の妹に対する感情の違いを感じ始める。

第22話 「天使に恋した二人」

 セリとスミレの高校時代の親友 朴葉みずきが突然、花屋敷家にやってくる。
 ゆりだけに意地悪をするみずきは、いきなりスミレにプロポーズをしてしまう。スミレが断ったにもかかわらず、毎日花屋敷家に訪れるみずきは、ある夜、ゆりの部屋で信じられない光景を目にしてしまう。その後のみずきは更にゆりに対してキツイ態度をとる。
 ある日、ゆりのセリへの思いを知ったみずきは、自分のアパートにゆりを誘い、セリとの過去を打ち明けることに。

第23話 「不本意な告白」

 みずきと話し、セリへの思いが自分より強いと感じたゆり。しかしその思いを利用してスミレを苦しめることだけはやはり許せない。二人の口論を聞いたスミレはなぜか心が痛む。
 みずきが去り、久々に静けさを取り戻した花屋敷家。芙蓉が別荘に出かけようと提案する。みんな楽しみしていたが、なんとそこでゆりが事故にあってしまう・・・
 スミレと葵は必死にゆりを探す。助けにきたスミレに、ゆりは意識を遠のくなかスミレへの想いを告白してしまい・・・。

第24話 「捨てきれない想い」

 病院に運ばれたゆり。ひどいケガはしたものの何とか意識は戻る。しかし、スミレへの気持ちを一生口にしないと決意したにもかかわらず、事故の際にスミレに告白し二人の関係を壊してしまった自分のことがどうしても許せない。
 ゆりは精神的にまいってしまい、言葉を失ってしまう。一方、いまだに告白のことを信じられないスミレは、彼女を避け、元気がなくなる。そんな二人をみた葵と芙蓉は心配し、芙蓉はゆりを救うことができるのはスミレしかいないという・・・
 元気をとり戻したゆり。自分の容姿に対するコンプレックスを再び感じ始めるが、スミレに励まされ、少しずつ自信を取り戻していく。