16,809匹。昨年、処分された捨て犬・捨て猫の数だ。
一大ペットブームの裏では、飼育に飽きたり、持て余されたペットたちが、まるで消耗品のように捨てられている。そしてそうした動物のうち、もともとは外国に生息していた「外来種」が
増え続け、人に危害を加えたり、生態系のバランスを崩していることも問題となっている。
そのうちのひとつがミシシッピーアカミミガメ(通称:ミドリガメ)で、養殖された個体が、年間100万頭も輸入されているという。生命力が強く適応能力が高いミシシッピーアカミミガメにとって、生活排水が流れ込む汚染された環境でも充分生息は可能。
生まれて2〜3年を過ぎると、鮮やかな緑色も黒ずみ、凶暴性も増してくる。一見無害に見えるため駆除や法の規制などの対策もとられてこず、今では全国の河川へ広がり野放し状態だ。ミシシッピーアカミミガメ繁殖の驚くべき実態とその問題点を探る。
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