理系人@メ~テレ メ~テレ理系人スペシャルインタビュー

東海三県に42ある
中継局を管理する放送業務部で、
放送の最終段を守っています。

放送業務部露木 雅弓Tsuyuki Ayumi

各家庭に安定した電波を
届けるために

露木が所属する放送業務部は、テレビの電波を各家庭に安定して届けるため、放送の最終段を守る役割を担っている。テレビの映像や音声、その他の情報は、瀬戸市にあるデジタルタワー(親局)から複数の中継局を通り、東海三県に放送されている。山の上に鉄塔があるのを見たことはないだろうか。あの中にはテレビの電波を放送している中継局もある。中継局内には、東海地方のテレビ局の放送機器が設置されている。機器のトラブルが発生すると、画面がフリーズしたり、映像や音声に乱れが生じるなどのいわゆる放送事故が起きてしまう可能性がある。そんな事態を防ぐために、放送業務部は東海三県にある42の中継局で定期的に機器の測定や保守を行う。「多い時は、月10回中継局に行くこともあります。中には車で行けず、10kgくらいの機器を背負って1時間くらい登山しなければ行けない中継局もあり大変です」。しかし、露木は遠方の中継局へ行くのが楽しみだと言う。「先輩たちと一緒で、ご当地のおいしいご飯を食べたり、ちょっとした小旅行気分なんです」。

露木 雅弓Tsuyuki Ayumi放送業務部
電気情報生命工学科卒業│2016年入社
※所属部署は2018年7月時点の情報です
露木雅弓の理系人DATA

地震が起きても、放送は守る

テレビが放送する情報は、災害時には被災者の助けとなる。東海地方も大地震が起きる可能性が示唆されている。放送業務部のメンバーは、普段から大地震の際の放送を守るための行動を確認している。また、非常時に限らず、常に本社のシステムから24時間体制で中継局を監視し、トラブル対応を行う。夜間・休日の対応は4ヶ月に1回の当番制で、たとえ夜中でも原因を探り対処している。「最初に当番が回ってきた時はわからないことも多く大変でしたが、先輩にメールの一斉送信で質問すると必ずどなたかが答えてくださるので、とても心強かったです」。

メ~テレは
人の温かさを感じられる会社

露木は当初メーカーへの就職を志望していた。しかし、採用試験で出会うメ~テレ社員の人柄の良さに惹かれ、すぐに第一志望に切り替わった。「テレビ局はもっとチャラチャラしていると思っていたんですが(笑)、メ~テレはイメージしていたより人間味があり、あたたかい会社でした」。実は露木、メ~テレ制作のバラエティ番組『ザキとロバ』のドッキリ企画のエキストラとしてデビューしている。「部署が違ってもこうやって声をかけてもらったり、みんなで面白いことをやろうという空気がすごく好きです」。今後は、技術局の仕事のうち、映像技術部の音声業務に興味があり、いつか携わりたいと思っているそうだ。

今、テレビに眼差しを向けるあなたへ
名古屋テレビ放送からメッセージ。

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