「あいちトリエンナーレ」実行委員会が4月末で解散へ 負担金支払いで名古屋市の敗訴確定を受けて

2024年4月16日 19:34
2019年に開催された「あいちトリエンナーレ」の実行委員会は、名古屋市との裁判が終わったことをうけ、解散が決まりました。
 「あいちトリエンナーレ」を巡っては、愛知県の大村知事が会長を務める実行委員会が名古屋市に対し、未払いの負担金の支払いを求める訴えを起こしていましたが、3月、名古屋市の敗訴が確定しました。

 これを受けて16日、実行委員会の会議が開かれ、4月末の解散が多数決で決まりました。

「(河村市長は)いろんな主張をされましたけど、判決で彼らの主張はすべて退けられている。我々の主張がすべて認められている。当たり前のことですが」(愛知県 大村秀章 知事)

「審議が明らかに不十分。全員がこんなことを税金でやるのに賛成しているわけではないと公式に主張することができた。ただ裁判官は違うことを言いました」(名古屋市 河村たかし 市長)

 「あいちトリエンナーレ」は名称が変わっていて、来年は国際芸術祭「あいち2025」が開催されます。
 

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