名古屋行き最終列車2017
一年に一度のごあいさつ

また巡ってきました、この季節が。
一年に一度の冬真っ只中の名古屋行き最終列車。

この一年みなさんいろんなことあったと思います。
楽しいこと悲しいこと喜んだこと辛かったことつまんなかったこと。
波乱万丈だった方も平穏無事だった方もそれぞれの人生の歩みの中にいらっしゃったと思います。
このドラマの登場人物も同じです。
みなさんと同じように２０１６から２０１７へと一歳、齢を重ねています。
そんな立ち位置で名古屋行き最終列車の物語を進めています。
（以前からも大体そうだったのですが、２年後という人もいたりしてまちまちだったので今年からはきっちり一年後の話しとします）

２０１６年版も非常に多くの方々が見てくださいました。
違うドラマの撮影でお邪魔した喫茶店にたまたまいた４人組おばあちゃんたちも見てくれていました。土曜日の昼にやる完全版を見ていただいてるかと思いきや一度早めに寝て夜中わざわざ起きて見るのだと言うのです。「なんか見ちゃうんだわ」「オリンピックとワールドカップと最終列車は夜中でも見ちゃうね」「やさしい気になるわな」と。視聴率分析で幅広い年代の方々に見ていただいているのは知っていましたがこちらこそ優しい気にさせてもらった嬉しい会話となりました。あと、昨年の吹越満さん松下由樹さんの物語の感想で、「いま旦那は風呂で泣いていると思う。娘はまだ幼いけど、いずれ訪れるその子の１０数年後の姿を今夜の名古屋行き最終列車の物語と合わせて想像して」とお嫁さんが呟いていました。なんと心優しき夫婦！それぞれどれだけ愛に満ちているのかと感動しました。そしてそんな素敵な方々がこのドラマを見てくれているんだなと実感しました。他にもさまざまなご感想ありがとうございました。本当に励みになります。

この地域の人々にすごく愛されて成長しているこのドラマ、皆さんとともにこれからも歳を重ねていきたく思います。
２０１７年版も楽しみにお待ちください。