【 評価対象:2008年4月26日】
プロデューサー名:森 和貴
タイトル
民教協「生きる×2〜ふるさと ダムに消えても〜」
放送日
2008年4月26日(土)
放送時間
深夜11時17分〜0時12分
出演者
宮川澄雄さんほか
ナレーター:神取恭子アナ
スタッフ
制作スタッフ等:P森和貴 D川村真司
技術スタッフ等:C吉村朝之 編集野口秀俊 MA尾崎勝久
キーワード
【制作者の思い】
[1]
ふるさとへの思い…主人公の故郷への思いの強さ
[2]
こだわりの人生…主人公の不屈な精神
[3]
生きがいのある幸せ…生きがいを持つ老夫婦の生活
[4]
取材力…長期にわたって行った取材
[5]
ナレーション…淡々として冷静な語り
[6]
構成…わかりやすい構成
番組ジャンル
ドキュメンタリー
企画内容
今年6月に完成する徳山ダム。1昨年9月に貯水が始まり、かつての集落は水に沈んだ。宮川澄雄さん(75)夫婦は、道が水没しても尚、険しい山中をさまよいながら、故郷の森を目指した。何度も失敗を繰り返してやっとたどり着いた故郷の森。そこから水に浸かったかつての集落を見て、あらためて故郷の「有難さ」をかみしめた。油絵を趣味とする宮川さんが、故郷の山を丹念に描いた作品の中に、故郷を奪われた怒りが込められた作品がある。老夫婦がこだわる「ふるさと」の意味と、2人の生きがいを描く。
【主なご意見】
◆
かつての資料映像と、集落に住んでいた方々の話を合わせることで、故郷が無くなったという無念さがよく伝わってきた。
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何度も山に入り、道なき道をあるいて故郷を目指そうとする二人の姿は胸に込み上げるものがあった。
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ナレーターの神取アナの落ち着いた口調がドキュメンタリーにとてもよくあっていてよかった。
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丁寧な取材はもちろん、10時間を越える山登りや悪天候など、過酷な条件下の撮影はとても大変そうでしたが、手を抜くことなく追っていく局の方針を評価したい。
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放送時間が早いのがやはり少しもったいない。
徳山ダムは試験湛水を終えて、今年5月正式に完成し、GWには大勢の観光客が押し寄せていました。しかし日本一大きなこのダム湖に、村の歴史と暮らしが沈んだことが忘れられつつあるようです。主人公の老夫婦は執拗に「ふるさと」にこわだって何度も険しい山道を通いました。同行した者にとって、この2人の切ない思いが少しでも伝わっていれば幸せです。最後まで徳山村で暮らしていた人の多くが高齢となっている中、今後も記録は続けていこうと思います。ご意見をありがとうございました。
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