1971年、名古屋で開催された世界卓球選手権大会をきっかけに中国は、急速に国際社会への復帰を果たした。メ〜テレはこの時期から、中国政府の特別な許可を得て中国全土の取材を開始。「西側」として初めて人民解放軍の訓練風景を撮影するなど、数々のスクープを獲得した。国交回復、平和条約締結、経済交流の活発化など日中友好関係の深化と並行して、約10年の間に当社が撮影した膨大なフィルムは今もその価値を失ってない。2007年は日中国交回復35周年の年にあたる。そして、中国取材に尽力してきたメ〜テレもまた開局45周年を迎える。この機会に、かつて取材した中国各地を再度訪問し、過去と現在の姿を重ね合わせながら、当時、我々は中国の何を伝え、何を伝える事ができなかったのかを省察する。その中で、日本と中国の未来、そして両国を結ぶメディアの役割が見えてくる。