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番組マニフェスト
【 評価対象:7月9日・16日】
   
プロデューサー名:五十嵐信裕
タイトル
メ〜テレドキュメント
「砕かれた遺骨 〜朝鮮半島出身者の遺骨問題を追って〜」
放送日
2006年11月22日(水)
放送時間

深夜1時45分〜2時40分

出演者
ナレーター : 深津麻弓アナウンサー
スタッフ

制作スタッフ等 : 岩本真紀、海老名敏宏、伊藤孝司
技術スタッフ等 : 鈴木崇義、小坂恭平、MEDIX KOREA

キーワード
【制作者の思い】
[1] 憤りを感じる…「遺骨の扱い」に朝鮮半島出身者への「日本人の考え方」が
[2] 考えさせられる…日韓の戦後処理問題、心の溝の深さ、その解決への難しさ
[3] 取材力…遺族はもとより行政にも徹底取材
[4] 構成…複雑で難しい問題を、わかりやすく
[5] ナレーション…淡々とした、しかし心に残るナレーション
番組ジャンル
ドキュメンタリー
企画内容
2005年7月、名古屋市の外郭団体は、施設で管理していた朝鮮半島出身者の遺骨77体を粉砕処理した。強制連行や徴用で日本に来たり、戦前日本にやってきた朝鮮半島出身者のものだった。一部の日本人遺族には連絡したが、その他は無縁仏とし処分した。在日本大韓民国民団と朝鮮総連は協力し、遺骨の身元調査と故国への返還作業を始めた。韓国に遺族を訪ねると、「なぜ死んだのか」「なぜ故郷に戻ることがなかったのか」「なぜ粉砕処理したのか」という怒りと悲しみの声があった。一方、民団と総連の歴史的な協力は拉致問題や北朝鮮ミサイル発射で白紙になった。どうして遺骨は消されたのか、その解決への道程は、この問題をみつめ日本の戦後処理と朝鮮半島との未来を考える。


番組評価結果 番組評価結果

【主なご意見】

戦争によって日本に連れてこられ、異国の地で生涯を閉じて、放ったらかしにされた人たちの無念と、遺族の憤りが、現地取材による生の声から痛いほど伝わった。

非常に考えさせられる番組だった。日朝の歴史的なひずみが起こりうる現実を目の当たりにしてショックを受けた。

最も印象に残ったのは、ナレーターの深津アナウンサーの声のトーン。低いながらも、きちんと通る声で、とても静かで淡々としていながらも、ぐっと心に残るものがありました。

「戦争の爪あと」がこんなところにも残っているのかということを知り、あらためて「戦争」は繰り返してはならないと感じるものになっていたので、こういった番組を制作する意味は非常に大きいと思う。

ただ、「なぜ粉砕したのか?」という問題提起、解決というよりは、遺族の意見、見解要求を一方的に放送している節もあり、少し残念に思いました。




番組内で紹介する遺族の数をもう少し減らし、日韓・日朝の戦後、戦後の在日の歩み、民団・総連とは、などの基本情報を入れたほうが、より多くの人に理解してもらえたのでは、と思っている。また「遺骨をどうして粉砕したのか」について詰め切れなかった点は、やや消化不良。そこに「日本人の戦後感」がある。深津アナは狙い通り。

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