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メ~テレ特選大賞
メ~テレ特選大賞とは
社内外の委員で構成される「番組評価委員会」が推薦したメ~テレの自社制作番組(マニフェスト番組)を対象に、番組の企画性、意欲度、マニフェスト達成度を勘案し、放送後の反響、社会貢献度、将来性などを考慮して総合的に評価し、年間一作品を「メ~テレ特選大賞」として表彰します。また合わせて大賞にはあたらないものの、特に称揚したい番組がある場合、「メ~テレ特別賞」として表彰します。賞を決定する「特選委員会」は社外の有識者数名で構成されています。
2010年度メ~テレ特選大賞
メ~テレ特選大賞
『どですか!敬老の日スペシャル
元気なご長寿大集合!2010』
2010年9月22日放送
「生き生きまいらいふ」は東海3県で80歳以上の、元気でなご長寿さんを訪ね、その「いきいき」とした生活を追う「どですか!」名物のレギュラー企画。放送開始からまもなく丸5年を迎え、出会ったご長寿さんは180人近くに上ります。敬老の日スペシャルは、その中から選りすぐりの「生き生きさん」ばかりを集めた傑作選。お年寄りたちの「生き生きまいらいふ」に感銘しつつ、笑いつつ、涙しつつ、元気をもらっちゃいましょう!
- プロデューサー:谷口公平
2010年度メ~テレ特別賞
テレメンタリー2010
『切り捨てられた被爆
~残留放射線の闇を追って~』
2010年4月24日放送
2008年4月、国は、原爆症の審査の方針を書き換えた。原子爆弾の爆発のあと広島や長崎の市内に入った入市被爆者に、初めて認定の道を開いたのだ。
入市被爆者とは、直接被曝したのではなく、残留放射線の影響しか受けていない被爆者だ。基準改正の裏側には、残留放射線の影響を切り捨ててきた国と被爆者の闘い、原爆症認定集団訴訟があった。原告の平均年齢は75歳を越えている。一方で、国は司法の場で、相変わらず残留放射線の影響を否定し続けている。
原爆投下から64年が過ぎ、残留放射線の影響を否定してきた日本の科学者の中にも、影響を認める動きが出てきている。なぜこれまで否定されてきたのか・・日本やアメリカの関係者にインタビューし、その背景を探る。
- プロデューサー:伊藤貴宣
特選委員講評
- メ~テレ特選委員会委員長 伊豫田 静弘(演出家)
- 今年も思いが残る番組が並んだ。
『メ~テレドキュメント』『テレメンタリー』は、いずれも力作で、制作者の熱意と知恵がしのばれた。レギュラー番組の中から育った作品も多く、日頃の取材の積み重ねが、その底力となっていよう。地域と共に生きる名古屋テレビならではの強味とも言えよう。
中で、『どですか敬老の日スペシャル 元気なご長寿大集合!2010』をメ~テレ特選大賞としたのは、いつに、生きることの素晴らしさ、大切さを、飾らず寄り添うように伝えてくれたことに尽きる。まさに敬老の日にふさわしい元気がもらえる(局コメント)番組であった。
世の中が騒がしく、落ち着かず、将来への不安材料も多い中で、生きがいを持つこと、それを支える地縁社会の意義を、決して声高ではなく静かに話しかけてくれたのも嬉しい。東北の大災害を伺うにつけても、日本はもう一度、地縁社会の大切さやそこで育まれる文化に目をとめるべきであろう。都市生活者である私達が見失ってしまったものを。
この番組は、いわゆる他のコンクール受賞作品にも並ぶ大賞であることを誇りとしていただきたい。
また、『テレメンタリー2010 切り捨てられた被爆』を特別賞とさせていただいた。決して次点という意味ではなく、むしろ「特別」という意味合いを噛みしめてほしい。再々にわたる取材と番組化は、一作ごとに深まりを見せ、いやでも福島原発の惨事を思い起させる。テーマをはなさない粘り強い取材に敬意を表したい。
- メ~テレ特選委員会委員 呉 智英(評論家)
- 地域に生きる元気なお年寄りの姿がさまざまに描き出され、日常生活の大切さ、また地味だが多用な生き方があるという事実が描き出されていて、興味深かった。高齢化社会、疲弊する地域社会が問題になる中、いくつものヒントがあるように思えた。東日本大震災によって、日常生活の意義が再確認されている現在、多くの人の励ましにも、指針にもなると思う。意図したものかどうかは分からないが、元気なお年寄りをたたえるだけでなく、「おじいちゃん、程々にしてよね」というユーモラスな野次も聞こえてくるような気がした。制作側の長期・継続的な取材がこうした総集篇となったことも高く評価したい。
- メ~テレ特選委員会委員 杉浦 昭子(スギホールディングス株式会社副社長)
- 日本の平均寿命(2009年)は、女性が86歳で世界1位を維持、男性がついに80歳を超え世界第2位になりました。世界一の長寿国の日本です。60歳定年という考えですと、20~25年をどう生きるのかが国家レベルでも重要な課題になっています。
この番組は、元気で明るく、前向きに生きておられるご長寿を丁寧に取材され、1人1人が主役になっています。ご家族や仕事の関係者・ご近所の方々にも見守られ、ご長寿を中心に周囲の人たちも元気をもらい、明るく暮らしている様子が視聴者に良く伝わりました。
見ている人がほのぼのとなり、自分たちも主役のご長寿のようになりたいと素直に感じられるとても良い番組でした。
- メ~テレ特選委員会委員 音 好宏(上智大学教授)
- ■どですか!敬老の日スペシャル 元気なご長寿大集合!2010
元気なご長寿の日常生活を等身大で紹介することで、高齢化社会に生きる私たちの可能性が見えてくる。
肩に力を入れない作りが心地よい。
■テレメンタリー 切り捨てられた被爆 残留放射能の闇を追って
長年にわたる継続的な取材を通じて、これまで光の当たることのなかった「入市被曝」と、その補償問題を社会に訴え続けたことを高く評価したい。
過去のメ~テレ特選大賞受賞作品一覧
メ~テレ特選大賞
- 2004年度
- メ~テレドキュメント『56万m3の闇 ~岐阜・産業廃棄物不法投棄事件~』
- 2005年度
- メ~テレドキュメント『きっと良くなる必ず良くなる ~がんと闘う仲間たち~』
- 2006年度
- 『熱闘!小学生クラス対抗30人31脚 ~東海地区大会~』
- 2007年度
- 『紅いスクープ』(『幻の第13話』を含む)
- 『紅いスクープ』をはじめとするメ~テレの中国報道に対して
- 2008年度
- 『王笑2008』
- 2009年度
- 『キングコングのあるコトないコト』
- 2010年度
- 『どですか!敬老の日スペシャル 元気なご長寿大集合!2010』
メ~テレ特別賞
- 2004年度
- 『かたちとゆくえ(1) 日本一高い!名古屋高速の研究』
- 2005年度
- 『ウドちゃんの旅してゴメン』
- 『ウドちゃんの旅してゴメン 憧れのヒトと波乱万丈SP』
- 『選挙ステーション2005』
- 2006年度
- 『ラブちぇん』
- 『ラブちぇん 夏の特別編』
- 『正倉院の調べは遥か雲南の谷に ~西南シルクロード 雅楽の旅~』
- 2007年度
- 『サクセス』
- 2008年度
- テレメンタリー2008 『終わらない小泉劇場~岐阜「女の戦い」900日の真実~』
- 2009年度
- 2009年度メ~テレ特別賞は「該当作品無し」となりました。
- 2010年度
- テレメンタリー2010 『切り捨てられた被爆~残留放射線の闇を追って~』
