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全力リサーチ:多くの方が「ギモン」に思っている身近な不思議を徹底調査。時間をかけて視聴者が「納得」できる結果を導き出します。

全力リサーチ「卒業式の第二ボタン」

卒業シーズン。
卒業式の思い出のひとつといえば「第二ボタン」。
そこで今回は第二ボタンについて全力リサーチしました。

【街の皆さんの第二ボタンの思い出】
「昔好きだった人に第二ボタンをもらい、今もとってある。」
「第二ボタンをあげた人が今の奥さん!」
など青春エピソードを教えていただきました。

【第二ボタンの由来は?】
1960年に公開された映画「予科練物語 紺碧の空遠く」。
注目は、戦争へ行く前の主人公が「想い人に別れを告げる」シーン。そこで第二ボタンを引きちぎり渡しました。
そのシーンについて監督の井上和男さんは書籍「映画論叢19」に寄せた自伝で次のように書いていました。
『死地に赴く山川(主人公)には形見として渡すものは何もない。だから胸のボタンを千切っておヒナちゃん(ヒロイン)の拳に握らせるんだ。一番心臓に近いボタンでしょ。山川のハートですよ。』

そして街の人たちに「なぜ第二ボタン」を渡すと思うかと質問すると「心臓に近いから」という答えが多数!!
上映から50年超えた今も、監督の想いは伝わっていました。


【若い世代で絶滅の危機!?】
若い世代に聞いてみると「第二ボタンをあげない・もらわない」という声がたくさんありました。その理由を聞くと「制服が学ランではなくブレザーだから」との答えが。
名古屋市内にある男女共学の私立高校17校あるんですが、実はすべての学校の制服がブレザーなんです!
そんなブレザー校の中では第二ボタンの代わりに「ネクタイ」や「ブレザー」をあげる学校があるそうです。

【学ランの卒業式に潜入!】
では、男子の制服が詰襟の学生服の学校ではどうなのか?卒業式に潜入しました!
そこでは男子が女子に第二ボタンを渡す姿が見られました。
「付き合っている彼女に渡す」
「女子にほとんどのボタンをとられてしまった」
など第二ボタン文化は残っていました。
更に学ランではなくワイシャツのボタンを渡す生徒も!
その理由は「受験を控えていて学ランはまだ使用するから渡せない」とのこと。

【調査結果】
ブレザーの台頭で減っていますが「第二ボタン」文化は残っていました。

※掲載している情報は放送時のものです。

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