2009年04月15日[水]
○日間耐久フィギュアスケート!?
いよいよ今週16日木曜日から4日間、今シーズンのフィギュアスケートの最終戦「世界フィギュアスケート国別対抗戦」が東京の代々木第一で開催されます。
メ~テレでは世界が注目するこの大会を16日から4夜連続よる7時から放送します。
ということで、
メ~テレのフィギュア担当の筆者は数日前から東京へ派遣され、系列局のテレビ朝日のスタッフとともに放送に向けての準備と放送業務に携わっております。
この文章を書いているのは開幕の2日前・・・
恐ろしい数の素材テープと資料などに囲まれた東京六本木 テレビ朝日内のスタッフルーム通称「タコ部屋」での生活にすっかり慣れました。
この「タコ部屋」にはテープや資料に加え、早朝になるとADさんと思われる異臭を放つ数体の「シカバネ」が転がるうえ、発酵中の有害なる食料、洗われることない衣服などで、なかなかの環境汚染になってきています。
でも私たち住人たちが睡眠をとることができるのはADさんだけに限らず本日まで・・・
いよいよ楽しい♪楽しい♪「24時間耐久フィギュアワールド」がやってきます。
そして そのフィナーレには「辿り着いた者しか絶対に得ることのできない達成感」が待っています。
みなさん
「世界フィギュアスケート国別対抗戦」にご期待ください。
そしてメ~テレのフィギュア関連の番組もよろしくお願いします。
ディレクター:K
2008年03月12日[水]
純国産の…
浅田真央が専属コーチ・アルトゥニアンとの師弟関係を解消した。練習環境、言葉の問題など様々な理由があったらしい。そのことが報じられた翌日、真央の恩師・山田満知子コーチとお話をする機会があった。込み入った話を浅田サイドとしたという。でも満知子コーチは引き続き「明日の真央」を育てるべく名古屋のリンクに残る結論を出した。来週行われる世界選手権では浅田真央にコーチは付かない。キス&クライ(演技後得点結果を待つ場所)でも連盟関係者が座るという。世界選手権では前代未聞の光景となるはずだ。
満知子コーチはキス&クライ同席を打診された。世界トップ・華やかな場所、コーチでも憧れの場所である。だが、辞退した。それでも真央は言う「私の先生は満知子先生です。」
国内のリンク不足、外国人有名コーチに師事するため海外を拠点とするケースが増えている。実際、高橋大輔・安藤美姫など成功例も多いが他方、浅田真央のケースもある。一長一短あるが、愛知県で言えば万博のため閉鎖になったリンクが再開、中京大リンクオープンなど、まだ潤沢とはいえないが設備は整いつつある。コーチに関しては表現力アップのため外国人コーチに指導を仰ぐが、ジャンプでは日本人コーチの方が上という声も多い。
(今の採点方法ではジャンプが確実に跳べなければ、トップになれない)
浅田真央の来シーズンのコーチ契約は未定である。海外拠点を否定するつもりは全く無いが、「純国産の世界チャンピオン」も見てみたい気もする。
ディレクター:K
2007年12月13日[木]
女子アナ・フィギュアスケーターへの道
スポ研のスペシャル企画、「女子アナフィギュアスケーターへの道」の最終回が今週放送される。お披露目はトリノ五輪金メダリスト・荒川静香さんの前でという事で、荒川さんがアイスショーを開催している出雲市内で最終ロケが行われた。全くの素人である新人の鈴木アナは3ヶ月間、本当にがんばってくれたと思う。3ヶ月間といってもリンクを貸切り、コーチが付いての練習は5~6回程度。その他は、スケーターでごった返す大須リンクの一般滑走の中で、地道に練習を重ねていた。以前の企画で運動神経の良さを発揮した鈴木アナに今回の企画も迷わず依頼、とはいえたった3ヶ月間で果たしてどこまで映像に耐えうる演技が出来るのか? 私自身、不安だった。(鈴木アナのほうがもっと不安だったと思うが・・)ところが日を追うごとにスケーティング技術は目に見えて上がっていく。たまたま1日練習に付き添えない時があったのだが、翌日見に行くと既にシングル・トゥループジャンプをマスターしていた。こちら側もある程度の演技レベルを当初、予定していたが、やはり欲は出るもので上達するにつれレベルを上げていった。本番前日、いや直前までプログラムの細部までこだわった。
本番当日、鈴木アナは朝の生番組出演終了後、電車で6時間!!かけて出雲入り。
それだけでもぐったりな所だが、即、着替えて初めての氷で20分ほどの練習(氷は硬い柔らかいなどの差がそれぞれある)そして、演技披露となった。その模様は、今週のスポ研でご覧頂くとして、フィギュアスケートが普段テレビに映るのはいわゆるトップスケーターの素晴らしい演技ばかりである。その難しさはなかなか伝わりにくい。野球であればプロの投手が150キロ、素人が投げて90キロ。プロのすごさが分かる。そんな目線で今回、鈴木アナの演技を見ていただいてから、滑ってみたら、鈴木アナの3ヶ月間の~がんばり~を分かっていただけるかも・・・
ディレクター:K
2007年09月25日[火]
フィギュア王国・愛知
最近スケートリンクへ行く機会が増えた。取材ではなく滑るために。「スポ研」企画~女子アナフィギュアスケーターへの道~で、メ~テレ・鈴木しおりアナが連日、大須のリンクへ練習のため通っている。その付き添いもかねて、筆者も眠っていたホッケー靴を引っ張り出して、氷の上に立っているわけだ。大須出身の私は小学生の頃から週末になれば大須のリンクで1日を過ごしていた。当時、同じリンクで小学校低学年だった伊藤みどりが真ん中でクルクル回り、ジャンプをビシバシ跳んでいるのを横目で見ながら…
あれから30年…伊藤みどりが同じようにリンクで滑っている。それを見つけた鈴木アナは感激していた。「おととしまでだったら、真央ちゃんや美姫ちゃんも一般滑走で普通に滑っていたんだよ。」と言うと、驚いていた。そして元祖・トリプルアクセルのみどりさんにちゃっかり出演交渉もした鈴木アナ。「私にジャンプを教えてください!」突然のお願いにもみどりさんはにっこり微笑んでくれた。
学校が終わる時間になればリンクはフィギュアスケーターを目指す子供たちであふれかえっている。比較的狭い大須のリンクに加え、数十人のちびっ子スケーター、リンク内はごった返している感じだ。以前、真央ちゃんは「狭くて大勢いる中で練習したから、上手になったかも」と話していた。五輪・銀メダリスト伊藤みどりを産み、その後数々のスケーターが育った大須のリンク。みなさんも運動をかねて金の卵たちがいっぱいいるリンクへ行ってみれば、フィギュア王国・愛知を実感できることでしょう。
ディレクター:K
2007年04月18日[水]
家族の支え
先月、フィギュアスケートの安藤美姫が世界選手権で金メダルに輝いた。
この大会を制した者は一年間、世界女王の称号が与えられる。この4年間ではあるが彼女の成長を影ながら見てきた。港区のリンクで早朝・夜間、時には一般滑走に混じり氷上で練習を重ねていた少女が世界女王となった。
私が感じたことは、それまでの過程の中で、安藤のそばに常にいた母のこと。
私が取材を始めた頃、企画の1シーンで母を取り上げたことがあった。放送後、リンクへ行くと安藤が近づいてきて「ママが怒ってたよ~」と言ってきた。ヤバイと思いながら、ママのところへ行くと「フィギュアスケート選手を子に持つ母親たちはみんなが付きっ切りで世話をしてるの。別に私だけが特別じゃないから取り上げることでもないのよ。」
別段、怒っていたわけではなかったが、はっきりと言われたことがあった。
今でこそ米国での練習が多くなったが、当時はほぼ毎日の送り迎え、練習中もスタンドに座り娘を見ていた。「やっぱり滑りは気になりますか?」と聞くと「そんなのはいいんだけど、人様にぶつかって怪我でもさせてしまったら大変でしょう。だから見てるの。」 予想外の返事だったから、今でも覚えている。
世界選手権での優勝インタビュー、「家族の支えがあったからここまで…」と優勝者のコメントではよく耳にするフレーズだった。だが、これまでの苦労のほんの少ししか知らない私かもしれないが、なんだか本当にジーンときた…たまらず、深夜ではあったが携帯を鳴らした。
「ねぇ、ほんとにびっくり。でもこれからが長いから、がんばらないと…」
いわゆる、お茶をするのが大好きで、事あるごとに喫茶店に誘ってくれたお母さん。またまたこんな事を書いて4年前同様に叱られるかもしれないけど、今回は大目に見てくださいね!!
ディレクター:K
2007年01月18日[木]
有言実行
ウィンタースポーツ真っ盛り。特にフィギュアスケートの人気は高まるばかりです。去年の全日本選手権では地元の浅田真央選手が素晴らしい演技を見せてくれました。
浅田選手は試合に臨む際、いつも自分の目標をはっきり言葉にしています。全日本の前にも「トリプルアクセルを跳んで、ノーミスで優勝したい。」と報道陣に話してくれました。浅田選手はまさに“有言実行”のアスリートですが、“優勝”という二文字を公の場で発言することはとても勇気がいること。しかし、そこには重要な意味がありました。
浅田選手はこれまでずっとシーズンごとに目標を決めて、それをクリアするために練習に取り組んできました。そして、それが自然と言葉となって出てきていたのです。しかし、最近“目標を言葉にすることによって、自分の中で目的意識がさらに明確になる、動機付けの役割を果たす”ということに気づいたようです。現に試合前に弱気な発言をした時はいい結果が出ていないそうです。
確かに私たち人間は自分で限界の壁を作っていることが多いのかもしれません。そんな壁を取り払うには“言葉に出す”ということは有効な手段になります。ただし、そのためには“言葉に出せる”だけの努力が必要だということ。
浅田選手にとって最大の目標は“バンクーバー五輪金メダル”です。そこに到達するためにこれからどんな言葉を発してくれるのか、浅田選手の演技と共に、その発言にも注目していきたいと思います。
そして、私自身も2007年は”有言実行“の年にしてみようかな…。
ディレクター:O
