“森田剛”という「器」の証明
by アルジャーノン3月5日(土)、6日(日)、愛知県芸術劇場大ホールにて「金閣寺」という舞台が 上演されます。
原作は、言わずと知れた、日本が誇る文豪・三島由紀夫の不朽の名作。
この作品、キャスト・スタッフともにビッグネームがズラリと名を連ね、 演劇通じゃなくても「大作」であることは容易に想像できます。
そんな本作品において、特に注目すべきは、溝口役で主役を演じる、 森田剛の演技でしょう。
彼の演技を初めて見たのは、DVDでした。
そこには、テレビの歌番組やバラエティで見せるキャラクターの片鱗は無く、正直、(いい意味で)ショックでした。
そして先日、ようやく生で彼の演技を見る機会を得ました。
言葉、眼差し、息遣い、沈黙…、彼の体から発するすべてが強大なエネルギーを放ち、圧倒的なオーラ、臭いが、その空間の全てを牛耳っていました。
舞台俳優としての、「器」の大きさを目の当たりにした3時間でした。
幕間の休憩中に、何気なくお客さんの様子を伺っていたところ、鋲付きのライダージャケットを纏ったパンチの効いたあんちゃんが、興奮気味に語っていました。
「三島ってよく分かんねぇんだけど…、だけどなんだかスゲぇんだよなぁ」
そう、とにかくスゴイ!
この作品に関して言えば、言葉の一つひとつの伝わり度合いや意味合いは、受け取る人それぞれによって変化しやすいのかもしれない…。
ただ強烈に、魂を揺さぶる何かが舞台から放たれるのを感じられるのは、おそらく誰しも同じなのではないか、そう思わざるを得ませんでした。
ここまで散々偉そうなことを書いてきましたが、私自身、イベント事業部に半年前に配属された、演劇“超”初心者です。
そんな私が、演劇の凄さに魅せられた…、だからこそ是非、初心者に見て欲しい!
劇場でお待ちしています!
2011年02月14日[月]

